岡本剛准教授気まぐれ雑記(2017年度)

2018年01月03日

極めて限られた私のウイスキーネタ読者の方に向け、去年の3月以降、私がウイスキーにハマってきた軌跡を簡単に振り返っておきたいと思います。

記念すべき1本目は、3月15日、ジャックダニエル。学生の時の思い出から、なんとなくジャックダニエル。全てはここから始まりました。そこからジョニーウォーカー・レッドラベルに移り、その後数ヶ月、ブレンデッド・ウイスキーの有名所を一通り飲み干しました。

そして、リーデルのシングルモルト・グラスを購入し、満を持してグレンフィディック12年を飲み始めたのが、5月14日。以後、ブレンデッドは買っておらず、気がつけばシングルモルト・スコッチしか飲めない体質になってしまいました(笑)。数えてみると、これまで飲み干したシングルモルト・スコッチは20本(飲みかけは10本)、ジャパニーズは山崎ノンエイジが1本でした。飲みかけを含めたスコッチ30本を詳細に説明し始めるとキリがないので、以下に飲み干した20本の内訳を書くに留めたいと思います。

まずは、私のシングルモルトの入り口であり、色々回ってなんだかんだで一番飲んでいると思われるスペイサイドから。記載順は基本的に好きな順ですが、これが不動の順位でないことがウイスキーの奥深さを表しています。

  • ザ・マッカラン 12年
  • ザ・マッカラン ダブルカスク 12年
  • クラガンモア 12年
  • グレンフィディック 12年(3本)
  • ザ・グレンリベット 12年(2本)
  • グレン・グラント 10年
  • グレンファークラス 10年

次は、スコッチを飲む上で外せない、ある意味王道のアイラ。私はアイラが好きですが、あまりグビグビ飲むものではないのでそれほど多くはなく、飲みかけのものもそれほど早くは減りません。ただし、ラガヴーリンを除きます。これはあっという間に無くなってしまいました。

  • ラガヴーリン 16年
  • ラフロイグ 10年
  • ラフロイグ クオーターカスク
  • ボウモア 12年

アイラで凄いインパクトを受けた後は、もう一つの本流、ハイランド。飲めば飲むほど、その複雑な味わいにじわじわその良さがわかってきます。

  • クライヌリッシュ 14年
  • ロイヤル・ロッホナガー 12年
  • グレンモーレンジ 10年

最後は、アイランズ。ここにも個性豊かな素晴らしいスコッチがあります。

  • タリスカー 10年(2本)
  • ハイランド・パーク 12年

飲みかけの10本の中には、スプリングバンクやオーバンやオールド・プルトニーやカリラやアードベッグなど魅惑のスコッチが並んでいます。上記の飲み干しリストは定期的にアップデートしていくつもりなので、その筋かたはお楽しみに。

2017年12月28日

仕事納めの日に(やっと)研究室の忘年会をしました。今回の予約担当は台湾出身Yuさんで、「台湾料理のお店」という私のリクエストに見事応えてくれ、とても美味しい台湾料理を堪能することができました。そしてその後は、岡本研初の2次会カラオケに突入。たまには熱唱してストレス発散するのも良いですよねー。最近の歌は歌えないと言って古い歌ばかり歌いましたが、「君の名は。」とか仮面ライダー系の歌は歌えたなぁと後で思い出してちょっと悔しがってみたり。

2017年08月29日

気づけば前回の更新から2ヶ月が経っていました。その間第2クォーターで一気に授業が増え、期末試験対応、集中講義で2日で8コマ、成績評価を巡ってのあれこれ、システム生命の院試などなど。3本の論文改訂に四苦八苦したり(全て難航中。さらにあと1本は早く再投稿しないと・・・)、新しい共同研究の計画を進めたり、画期的(でもかなりチャレンジング)な実験を準備したり、ラーニング・アナリティクスの方でも色々あったり。お盆休みに帰省して気づけば2ヶ月。あっという間ですな。

ここで書いている私の「チラ裏」なウイスキーネタに反応してくれる人が居たので、ウイスキーの近況を書いておこうと思います。6月の時点で既にブレンデッドからシングルモルト中心になっていました。その後シングルモルトのボトルは順調に増え(毎週1本は追加するというペース。でも家飲みでチビチビしかやらないので、いきおい飲みかけボトルが増殖する)、必飲のシングルモルト・スコッチはほぼ制覇したかなという状況です。日本の大学教員は、一般の人のイメージより「数倍以上は仕事して、数分の一しか給料をもらっていない」と言えるくらい決して高給取りではないので、サイフに優しくない長熟物は避け、10年~12年を中心に飲んでいます。でも、これくらいの熟成年数の方が、蒸溜所の個性が出るらしいです。15年くらいになると確実に美味さのレベルは上がるんですが、もっともっと長熟になっていくと、樽の影響が強く出過ぎるという話を聞いたことがあります(20年以上は飲んだことがないのでわかりません)。ボトルを開栓するたびに書いている詳しいテイスティング・ノートは、facebookにて限定公開中。開栓直後にボトルから嗅いだ香りと、グラスに注いだ時の香り、しばらく置いてから香りが拡がった時の香りがそれぞれ結構違うので、テイスティングは一筋縄ではいきません。酔っ払ってくると感覚は鈍りますが、嗅覚に関しては結構鋭敏なままのような気がします(結構不思議・・・)。酔っ払った時の嗅覚について研究するのも良いかもしれません。

2017年06月29日

今更ですが、私は肩凝りが酷いです。その理由は、部屋にいる時は大抵座って同じ姿勢で(若干いかり肩になりながら)デスクワークをしているから。それがわかっていながら、ストレッチをしたりセルフツボ押し棒でグリグリ押したりするのはいつも肩がガチガチに凝り固まってからなので、当然改善しません。さらに、普段昼食は取らないのにお腹のお肉が微増を続けていて、なんとかならないものかと思っていました。そして辿り着いた答えは「立てばいいじゃん」ということ。スタンディング・スタイルでのデスクワークが注目されていて気になり始めていたこともあり、早速やってみることにしました。

これが実は大当たりで、一日ずっと立ってデスクワークをしていると、肩凝りがかなり改善してきました。そしてお腹のお肉も微減の予感・・・。なかなか良さそうです。一点、腰が少し痛いことを除いては。

2017年06月14日

相変わらず夜な夜な飲んでいます。もちろんウイスキー。と言っても、体重や飲酒量からアルコール分解時間を概算し、翌朝の運転時には残らないタイミングで止めていますので、もちろんその点はご安心を。周囲で似たような嗜好を持つ人と同様に、私も飲み干した瓶を勲章のように飾り、飲み比べのために飲みかけのボトルがどんどん増えていくというのは、そうしたいから仕方のないことです。最近ではメインがすっかりシングルモルト・スコッチになってしまい、ブレンデットは合間に飲むという感じになりました。シングルモルトが世界的にブームと言われてもピンと来ませんが、飲んでみると複雑ながらも雑味のない感じがとても美味しく、蒸溜所による個性も豊かで、どんどんハマるのはよくわかります。安くて美味しいブレンデッドを探して飲んでいた最初の頃は、1本2000円でも高いという感覚だったのですが、シングルモルトにハマってしまうと、3000円台前半だと安いという感覚なので、怖いですね。なかなか週末も自由がなく、そして高い写真機材も高い万年筆も特にいま欲しいというものがないので、小遣いの大半を近所の酒屋でウイスキーを買うことに使っているという非常に健全?な趣味生活を送っています。

ちなみに、今飲みかけのボトルがどれくらいあるのかを、物好きな人のために書いてみたいと思います。まず、なかなか減らないブレンデッドからいくと、I.W.ハーパー・ゴールドメダル(バーボン。カールと相性がいい!)、デュワーズ・ホワイトラベル(スコッチ。なんだけどバーボンっぽい印象で、アメリカ人が好きなのは分かる)、ティーチャーズ・ハイランドクリーム(スコッチ。開栓直後は淡い印象だったのですが、しばらく置いてかつシングルモルト用のテイスティンググラスで飲んだら、結構スモーキーな香りが立つんです。なかなか美味しい)、ブラックニッカ・ブレンダーズスピリット(ジャパニーズ。再販の方。美味しいんですが、初販の方がもっと美味しいというウワサもあり、気になる・・・)、オールドパー・12年(ジャパニーズ。義父から前にもらっていた80年代のものと思われるオールドボトル。開栓直後は、ドライいちじくやドライアプリコットに変な油をかけて放置したような、ちょっと良くない香りでがっかりしたのですが、2週間ほど経過していい塩梅になってきました)、サントリー・ローヤル(ジャパニーズ。こちらも義父から前にもらっていた、SRラベルのオールドボトル。ボトル背面のラベルによる山崎15年が使われているとのことで、こちらは開栓直後からとても美味)。シングルモルトは5本ありますが、長くなってきたので詳細は後日。

2017年05月29日

「家庭のことを除いたオフタイム」での精神的エフォートは、かつて大部分を写真・カメラが占めていたのですが、最近はウイスキーと研究がその多くを占め、写真はかろうじて残っている程度(でも決して無くなりはしない)です。オフタイムにもどんどん研究が侵食してきているのは、オンタイムに純粋に研究に使える時間が単調減少していることの裏返しなのでしょうが、それ以上に純粋な興味のパラダイム・シフトがあるのだと思います。例えば、これを書きながらブレッソンの写真集に手を伸ばしてめくってみると、構図の素晴らしさや時間の止め方の上手さに感心するのはもちろん、「これってもしかしてこういうこと?あのブレッソンがこんなことを狙ってたの?」というような新しい発見が未だにあったりして驚くとともに、それ以上に、いやそれよりずっと速くかつ無意識的に、古い写真集の独特の「匂い」に注意が行くのです。中学生の時、国語の先生が言っていた「目の前にある新しい教科書を開いて匂いを嗅いでごらん、新しい教科書のいい匂いがするだろう?」というような事も鮮明に思い出しながら。そう言えば、いま猛烈な勢いでウイスキーにのめり込んでいる本質的なきっかけも「匂い」でした。ステレオタイプな印象しかなかったこれまでに比べ、きちんと銘柄を選びきちんとテイスティングして飲むと、その匂いはあまりにも複雑、多様、そして独特なんですよね。昔は趣味も研究も「視覚」にしか興味がなかったのですが、今は趣味も研究も「嗅覚」が中心になっているんだなぁと自己分析(これも職業病・・・)したところです。そして、興味の全ては脳のどこかでリンクしている事を思うと、きっと匂いと写真(あるいはアート)は繋がっていくんだろうと思うのです。究極の匂いのアート。また良いことを思いつきました。

2017年05月22日

いつから「インデントはスペース」になったのでしょうか?いつからそうしているのかも全く覚えていないくらい、私はプログラムのインデントにはタブだと信じて疑っていませんでした。たまにスペースでインデントを付けたソースコードを見るとカーソル移動がタルいなぁ・・・と思っていたくらいです(タブにしろ、とは言いませんけど)。それが、ウェブサイトのリニューアルで嫌々phpを書いていた時に、phpはタブインデント禁止!というのを見かけて衝撃を受け、Hoffa氏の記事なんかを読んで、世の中はスペースでインデントを付けている人たちに占領されている事を知ったのでした。何度も言いますが、カーソル移動めんどうじゃないですか?

2017年05月17日

運転免許証を更新してきました。優良なので講習は30分。優良ではない人はその程度に応じて講習が1時間だったり2時間だったりするのですが、これってもっと長くても良いような気がします。事故か違反があったわけですから。あるいは、我々が受講・受験している研究倫理教育のプログラムのように、オンラインで受講・受験が可能な運転倫理教育のプログラムを作って、これに参加してもらうようにすれば良いかもしれません。自動車の事故は命に関わりますから、厳しいくらいがちょうどいいと思うのです。

その30分の講習でも飲酒運転はダメというのを改めて叩き込まれたのでこの話題は微妙ですが、ウイスキーと香りの話。例によって毎晩ウイスキーを嗜んでおります。夕食時とその後にチビチビと。ついにシングルモルトのテイスティング・グラスを購入し、グレンフィディックから攻めています。あと『ウイスキー完全バイブル』なる本も。これまで飲んできたブレンデッドの傾向から、多分自分はアイラ・モルトが好きなんだと思うのですが、まずはスペイサイド・モルトの基本のき、グレンフィディックを選びました。ストレートで飲んでみると、まず、洋梨や青りんごを思わせるフルーティーな香りが立ち、油っぽいような甘いような香りが続き、甘さとアルコールの刺激が喉から伝わる、というような感じでとても美味しい。テイスティング・グラスの扱いに慣れてくると、アルコールのツンとした刺激をあまり感じることなく舌の奥に注げるので、ストレートでとてもいい塩梅なのです。驚いた事に、同じグラスでジョニーウォーカー黒ラベルを飲んでみると、今まで飲んでいた口が窄まった小さめのワイングラスとは香りの立ち方が全く違うのです。ピート香が最初にダイレクトに来る感じ。これまたとても美味しい。次はやはりアイラ・モルトを攻めると誓ったのでした。ボウモアかラフロイグかで迷っています。

2017年05月07日

GW最終日。今年は初日に家族でお出かけした後、下の子がお熱→上の子がお熱→ママがお熱と散々なものでした。急患センターに運んだり、土曜日にかかりつけ医に運んだり、看病したりとバタバタしていましたが、お陰でスキマ時間がたっぷり取れて、助成金の申請書も完成しました。私はいつも―つまり熱を出す前も後も―下の子とくっついて寝ていたのですが、今のところ自覚症状はありません。家族には「40度の液体で喉を消毒してるからだよ」なんて嘯いてはいますが、もちろん科学的なエビデンスはありません。むしろ脱水を引き起こすなどネガティブな要因と捉えるのが一般的でしょう。ただ、チェイサーで水分をしっかり取っていればあながち間違いではないのかも・・・というヘリクツを口実にして飲みたいだけなんですけどね。あれからデュワーズ・ホワイトラベルとブラックニッカ・ブレンダーズスピリットを追加してブレンデッドを楽しんでおり、未だシングルモルトに辿り着けていません。基本毎日少量飲みなので、飲みかけボトルも溜まってきました。でも、次に1本空いたら、グレンフィディック12年あたりからですかね。

2017年04月30日

地味に色々修正しています。科学的文筆業を生業とする者(実験室に篭って実験をしているイメージとは裏腹に、研究者の仕事の大半は物書きなのです。理論、研究を問わず)の性(あるいは職業病の一種)として、どんな対象にでも構成や整合性に殊のほか注意が向いてしまうもので、一旦やり始めるとサイトの修正もなかなか終わりません。次なる申請書からの現実逃避とも言えるんですが、休日の真夜中くらいは・・・。

2017年04月26日

おかげさまで無事、某報告書と某申請書は終わりました。次なる申請書と論文改訂が待っているのですが、それはまた別の話。

サイトのリニューアルも「いい加減本当にもう完成だ」という気がしてきました。ただ、検索して「ページがモバイルフレンドリーではありません」なんて怒られたものだから、やってやりましたよ、全ページモバイルフレンドリーに。「画像はimgタグでサイズを明示しておしまい」と、Web1.0的な発想というか、旧式のhtmlのお作法から全く変わっていなかったのですが、cssでレスポンシブになんとでもなってしまうものなんですね(既に背景はレスポンシブに設定していたのですが)。max-widthの設定は便利。あと、cssの中で計算できてしまうcalcも便利。もっと言ってしまえば、phpでcssを書けば乱数とかも使えちゃってさらに便利。これでいてJavaScriptをAnalyticsのコード以外全く使っていないのだから、気持ちいいですよね。恐らくcssは今後、さらにプログラミング言語的な要素が増えていくのではないかと予想しています。ちょっと調べてみたら、変数が使えるようになるっぽいですね、やっぱり。私をW3Cに入れてくれたらもっと色々提案するんですけどね。思い立ってガーッとやる時しか提案しませんが。

2017年04月23日

某報告書と某申請書の〆切を直前に控え、現実逃避中。研究は、考えること、書くこと、話すこと、やることの4つから成立していると思うのですが、それぞれにいくつかのレベルがあります。その中でも、アイデア出しの際の「考え、書き、話す」が一番楽しいです。アイデア出しと言っても、ノッてくるまでの申請書書きはちょっとしんどい。報告書書きはなかなかノッてこない。実験なんかを「やる」中での試行錯誤も―永遠にうまくいかないとそれはいわゆる「後に語られる黒歴史」ということになりますが―しんどいながらもまあ楽しい。論文を通す際の、かなり追い込まれながらも逆転のチャンスがないわけでもない、という状況での改訂はかなりしんどい。でも我々は現場サイドでの「科学文筆家」なので、最終的にはちゃんと書かないと終わらない(始まらない)のです・・・。

この書く作業を、夜に書斎に篭ってひっそりと行う時に最近欠かせないのが、ウイスキー。福岡に来て11年と3ヶ月弱。最初は焼酎(芋とか)、途中でマッコリに浮気し、また焼酎(麦とか)に戻り、その後からワインしか飲まない時期をそれなりに過ごし(主にチリ産)、いまウイスキーにドはまりしているのです。基本的に安くて美味しいものを探して家飲みするのが私の日常で、特にチリワインはよく飲みました。ただ、安くて美味しいと言っても、ワインは数日で1本空けるので、それなりにお金もかかるし量も飲みます(匂いの研究をしているので芳醇なものに惹かれる)。もうちょっとチビチビ系に移行しようかなと思い立って、恐らく学生の時以来となるジャックダニエル・ブラックを買い、ストレートやロックやハイボールではなくトゥワイス・アップ(たまにハイボール)に徹して飲んでみると・・・これが美味い。本当にチビチビ、香りを嗅いで少し口に含みながら、場合によっては水の量を微調整し、飲む。香りが、刺激が、広がる。うん、美味い。いいじゃないか。孤独のグルメみたいになってきたので戻すとして(笑)、とにかくこの少量で芳醇で程よく酔う感じが物書きにピッタリなのですな。ジャックダニエルの後は、ジョニーウォーカー・レッドラベル(ジョニ赤)、バランタイン・ファイネスト、カティーサーク、富士山麓、I.W. ハーパー、ティーチャーズ・ハイランド・クリームと来て、だいたい3本くらいを並べて飲み比べている感じです。ジャックダニエルを除けば全て1000円台でこの美味さ。なんだかんだ言って自分にはスコッチが合うとわかってきたので、この後はスコッチでステップアップしていきたいと思っています。ジョニ黒とバランタイン12年あたりから・・・。

現実逃避しながら、ウェブサイトの方も着実にリバイズが進んでいます。JavaScriptを使わずに背景画像のランダム表示にも対応しました(今後も気に入った写真を拡充予定)。今回は徹底してJavaScriptを排除(Google Analyticsのみ)しているので、オフにしてもらっても問題ありません。ということで夜が明けてきたので、明日は某報告書と某申請書をしっかりやります。

2017年04月18日

あれからさらに細かなデザインを詰め、背景画像に気に入った写真を入れ込んだので、ようやくサイトのリニューアルも完成です。いつもはこれで満足して終わりになりがちなんですが、もちろん内容もチェックしないといけません。この時期、色々な訪問者(新入生、大学院受入相談、共同研究関連などなど)が来て、誰も文句を言わないので気にしていなかったのですが、研究室のアクセス情報が古くなっていることに先程気づきました(あぶない、あぶない)。九大の本体のウェブサイトも少し前に大幅リニューアルをして、コンテンツのURLの大半が変わってしまっているので(迷惑な話です)、キャンパスマップへのリンクも切れてしまってたんですよね。あと、最近は打合せのほとんどを伊都でやっているということも書いておくべきでした(メールではその旨を連絡しているのですが)。日中やるべき事は山のようにありますが、ウェブ広報も重要なので、ぼちぼちやっていきます。

2017年04月15日

背景画像を色々変えています。過去に撮った作品から、研究室の背景として概念的にしっくりくるものを選択的に。おかげさまでと言うか不幸にもと言うか、最近撮影に行く機会が激減しているので、これを機に撮り下ろしに行きたいですね(時間があれば・・・)。脳科学の研究に通じるもので、スプリット・スクリーン・レイアウトに合うような、横位置の分割構成で。私は「ウェブサイトの背景画像に使うタメ」というヨコシマ?な目的での撮影は本来しないのですが、フィフティ・フィフティの二分割構成というのは、シャシンの意味としても画としても、実は結構面白いんじゃないかと思い始めています。

2017年04月13日

昨日まで使っていた「防波堤」の背景画像はとても気に入っていたのですが、ちょっと静的すぎる感じがしなくもなく。1999年に写真を本格的に撮り始めて以来、ずーーーっとストリートばかり撮ってきた人間としては、それっぽいのを置きたくなっちゃうんです。配色・透過設定も改めてやり直し、レスポンシブ対応の大壁紙設置に味をしめたので、好きなジャンルの写真に変えてみました。比較的最近撮って、いまPCのデスクトップ壁紙にも使っている写真を再現像して。喫緊の仕事はそれなりに日中に片付いているので、夜中にウイスキーをtwice upで飲みながら。

2017年04月12日

入り口ページの多言語対応(と言っても日本語と英語だけ)のため、ブラウザの言語設定を読み取って自動的に内容を書き換えるphpを組み込みました。これでウェブデザインはほぼ満足。あとは、ずっとペンディングにしていたコンテンツの英語化を地道に進めていくのみです。ということで、少しずつ英語ページも拡充中・・・

2017年04月11日

早々に前言撤回。先日、共同研究の打合せで出先から直帰し、久しぶりに早めに帰宅すると、ものすごい霧であまりに幻想的だったのです。防波堤の向こうが真っ白で。行く先が見えない中を進むのは、研究活動そのものじゃないか、と思って写真を撮りました。その写真をどうしても、レスポンシブ対応の壁紙に使いたくて、デザイン要素に全く画像を使っていないという前言を軽く撤回し、さらにユーザビリティを犠牲にして、入り口ページを作ってしまったのでした。そのために、久しぶりに本気のRAW現像をやりました(下記はその縮小画像)。そして容量を抑えつつ、ほぼオリジナルサイズ(4Kでも大丈夫!)の壁紙を作りました。後悔はしていません。しばらくはこれで行きます。

2017年04月08日

もうこれで完成だ!と思っても、やるべき事はどんどん出てくるものです。モバイルファーストは嫌いというポリシーはそのままに、スマホでのあるいは縦型タブレットPC等でのUXデザインを意識して、細かな使い勝手を向上させました。例えば、640px以下では自動的に1カラムレイアウトになるようにしているのですが(PCからご覧の方は、ブラウザの横幅を640px以下にしてみてください)、単なるレイアウトの変更だけではなく、メニューをクリックしたら、ターゲットのページを開いた上でメニューを飛ばして直接コンテンツを表示するようにし、さらにタイトル横にメニューに戻るリンクが自動的に現れるように変更しました。あと、(まだほとんど翻訳しきれていない僅かな)英語ページとの行き来を司るリンクボタンの位置や色(微妙な透過設定)も工夫しました。

そして、全体の配色をもう一度熟考し、愛用中のポスタルコ製品の印象を元に(Ash Grayを意識して)、サイト全体をアースカラーの組み合わせに変更しました。最終的な配色が固まるまでは、もう少し黄色寄り、赤色寄り、緑色寄り、水色寄りの色相を試し、明度や彩度も散々変えてみて、迷いに迷って、今の色を絞り出しました。リニューアル前の「ビールっぽい黄色の背景」もインパクトがあって気に入っていたんですが、この新しいアースカラーは落ち着いて飽きにくく、さらに気に入っています(マスコットは別として、今回はデザイン要素に全く画像を使っていません!)。サイトデザインは趣味の一つなので、夜な夜な、深夜に楽しんでやっていました(これを書いている今は早朝4時・・・)。まだ何か思い付いたら細かな修正を加えるかもしれませんが、来週から始まる授業の準備も進めないと・・・。

2017年04月06日

微に入り細を穿って、0.1remまで妥協する事なく、リニューアルしたウェブサイト・デザインをさらに徹底的にブラッシュアップしました。最終的に余白はvmaxで調整・・・したはずだったのですが、ダメMSのEdgeの対応が不完全だったので、結局はメディアクエリでvwとvhを切り替えて使うことにしました。Viewport unitsバンザイ。また、構成・メニュー項目等も微修正しています。ここのところ毎晩、深夜に足したり引いたりを繰り返して、相当試行錯誤を重ねました(サイト・デザインは趣味でもある)。自動文字ツメ+文字間隔調整したNoto Fontsは美しい。ぱっと見はリニューアルの公開当初からほとんど変わっていないと思うのですが、細かいところは随分変わりました。『騎士団長殺し』の主人公が言う「完成」の域にようやく達したかなと思えるくらいに。

2017年04月01日

とにかく、何が何でも、ウェブサイトデザインをシンプルにリニューアルしたい!と叫んだのが3月29日。30日と31日の実質2日で一新させてしまいました!!うん、やればできる!!!ギリギリ年度内に間に合わなかったのでエイプリルフール・ネタのようなタイミングになってしまいましたが、そんなのではもちろんありません。このシンプルさが欲しかったのです。まだデザインの微調整の余地、それから英語ページの拡充という宿題が残ってはいますが、ひとまず公開しようと思います。

公開日: 2017年04月01日
最終更新日: 2018年01月03日