指導内容

研究の3本柱とサイクル

岡本が大学院生の時に「理論・計算」からスタートさせた脳科学研究は、「データ解析」から「実験」へと拡がり、現在では岡本が代表を務める嗅覚に関する研究プロジェクト:嗅覚九州プロジェクト(「におい」の最先端総合研究)を中心として、実験→データ解析→理論・計算→実験という理想的な研究サイクルを確立しています。岡本はこれまで、実験(脳波や脳磁図の計測、心理物理学的測定など)、データ解析(波形解析、画像解析、統計解析など)、理論(数理モデル、計算モデル、数値シミュレーションなど)の全てに現場で自ら直接取り組んできており、これらの直接的な指導が可能です。学生さんにこの3本柱全てを望むわけでは決してありませんが、実験研究を行う場合でもデータ解析は自分でプログラムを書いて行ってもらいたいと考えています。学生さんの将来を考えると、自分でプログラムが書けることはもの凄い武器になるので、しっかりサポートします。

研究のスキーム

研究の流れ

学生さんには、まず自分の興味を大切にしてテーマを考えてもらい、私と相談しながら研究テーマを決定します。そのために関連論文のサーベイを充分行う必要があるので、論文の検索の仕方、読み込み方、まとめ方なども指導します(ジャーナルクラブでの発表なども)。テーマが決まったら、実験にせよ理論にせよ、周到に準備を行う必要があります。特に実験ではデザインが非常に重要なので、ミーティングを重ねてデザインを作っていきます。研究参加者としてヒトを使う場合は倫理委員会にも申請します。その後、予備実験、本実験、データ解析、統計処理へと進み、学会発表、論文発表という手順でまとめていきます。将来アカデミアの研究者(大学など非民間の研究機関に所属する研究者)になりたい人には、早めに公募戦線の現状と対策を叩き込んでいきます。

公開日:2014年08月25日