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はじめに

TeX とは?

組版ソフトの 1 つです。詳しい説明は,奥村晴彦さん の書籍 『[改訂第 4 版]LaTeX2e 美文書作成入門』(技術評論社)の第 1 章や,トニイさん(刀祢宏三郎さん)による TeX とは何か を参考にしてください。なお,このサイトでは,TeX という用語を plain TeX,LaTeX,pTeX,AMS-TeX などを合わせた広い意味で用います。

インストール方法

初めての方は,市販されている書籍についている CD からインストールするのが楽かもしれません。しかし,TeX は日々新しくなっており,あまり知られていませんが組版上のバグもいくつか直されてきていますので,少しがんばって,インターネット上からダウンロードして最新版をインストールした方がいいでしょう。トニイさん による TeX インストールガイド を参考に,TeX のインストールGhostscript と GSview のインストールdviout のインストール と進んでください。Ghostscript と GSview は dviout の前にインストールするのがコツです。こうすると,dviout をインストールするときに [gsx:] も設定することができます。

簡単にインストールしたい場合は,あべのりさん(阿部紀行さん)作成の TeX インストーラ 3 をおすすめします。バージョンアップも簡単にできます。

うまくインストールできたかどうかをチェックするには,SHIMA さん(大島利雄さん)による Windows95/98/Me/NT/2000/XP における日本語 TeX のインストールのチェック をおすすめします。

なお,ある程度 TeX に慣れている方には,複数の TEXMF ツリーを使うことをおすすめします。トニイさん による 複数の TEXMF ツリーを使う方法 を参考にしてください。

また,ある程度快適に TeX を使うには統合環境を用意した方がいいでしょう。トニイさん による TeX を Windows で快適に使うためのツール や,TeX Wiki 内の TeX 用エディタ をご覧ください。

前提

私は Windows しか使えない人なので,このサイトでは,Windows に 角藤版 TeXdviout などがインストールされた状態を想定しています。

また,コマンドプロンプト(MS-DOS プロンプト)に対するほんの少しの慣れを仮定します。といっても,「コマンドプロンプトで notepad と打ち込む」ということがどういうことかが分かれば十分で,cd や dir の意味を知っていれば申し分ありません。


斎藤新悟