日時:2016.1.19 (木) 13:00 ~ 16:30
会場:九州大学 伊都キャンパス センター3号館1階 3105・3106セミナー室(集合場所)福岡市西区元岡744
【趣旨】
九州大学では,生涯にわたり自律的に学び続ける「アクティブラーナー」の育成を掲げ,平成26年度から全新入生を対象に「基幹教育」を開始しました。
基幹教育の特徴的な科目である「課題協学科目」では,専門分野の異なる3名の教員が1つのクラスを担当し,各々異なった視点から教室テーマに沿い,かつ,グループ学習に適した題材(協学課題)を提供しています。異なる学部から集まった学生は,協学課題を考えるために必要な講義に加え,主に個人演習やグループ学習・活動を実施しながら,題材に対する学びを深めますが,これは,特に,幅広い視野を持って問題を発見する姿勢,問題解決を目指して学び続ける態度と技能,専門を異にする他者と協働できる能力を養うことを目的としています。
「課題協学科目」では,アクティブラーニングの手法やプレゼンテーション技法などさまざまな教育手法が実施されており,また,理系文系を問わないリベラルサイエンスの視点を培うことを目指して,九州大学独自のシステムである3名の教員チーム(MagisTORES(マギストレース))による授業デザイン構築・担当体制,および,学部学科が混在したクラス編成を行っています。
今回は,このような先駆的な科目開発の実践例である「課題協学科目」について,平成28年度後期に実施されている実際の授業を見学して頂く機会と,「課題協学科目」の設計,運営,さらに,講義手法に関するワークショップを開催し,本科目を広く知って頂くとともに,皆様の科目開発の一助となる機会を設けることにしました。
【日時】平成29年1月19日(木)13:00~16:30
13:00 集合(センター3号館1階 3105・3106セミナー室)
13:00~13:30 趣旨説明等
13:40~14:20 公開授業(各教室)
14:45~16:30 ワークショップ
【講師】
古屋 謙治(九州大学基幹教育院教授,基幹教育実施班・課題協学科目班班長)
川島 啓二(九州大学基幹教育院教授,次世代型大学教育開発センター長)
【対象】大学教職員,高校教職員等をはじめ,アクティブラーニング,協同学習等に関心のある教育関係者
【定員】30名(先着順)
【参加費】無料
定員に達したため、募集を終了しました。