このたび、下記の通り「第56回 令和6(2024)年度 IDE大学セミナー 被災地支援と大学教育」を開催いたしますので、ご案内申し上げます。
【はじめに】
2011年の東日本大震災後に、文部科学省から被災者支援ボランティアに参加した場合、その活動を大学の単位として認めるよう要請があって以降、大学でのボランティア活動に対する単位認定制度の構築が進められ、学生のボランティア活動に対する大学の支援についての動きが広がってきています。
もちろん先の要請以前から、学生の活動を支援するためにボランティアセンター等を立ち上げ活動している大学もあります。そこでは被災地支援だけではなく、広く多様なボランティア活動への支援が行われています。ただそのなかでも近年九州では大規模な自然災害が多く発生しており、2016年熊本地震、2017年九州北部豪雨では多くの学生が被災地支援のボランティア活動を行ってきています。
そこで今回は被災地支援に焦点をあて、大学教育の観点から被災地支援に大学が関わる意味を改めて考え直す場とします。学生を被災地支援に関わらせる中で、どのような観点が求められるのか。またそういった活動を通して学生が何に気を付け学び成長してもらいたいのか。大学として被災地支援への考え方やあり方を検討していくことで、皆様と深い議論ができますことを期待しております。
【日時】
令和7年3月28日(金)13:00~16:00
【会場】
九州大学伊都キャンパス 伊都ゲストハウス多目的室
<福岡市西区元岡744>
オンライン形式(Webex)同時開催
【定員】
来場者:20名
オンライン参加者:200名
【参加費】 無料
【対象】
大学教育に関心を有する方
【参加申込】
下記リンク先の申込フォーマットにてお申し込みください。
https://ueii.kyushu-u.ac.jp/fdp/event/details/382
令和7年3月24日(月)まで
(定員になり次第、締め切りとさせていただきます。)
【プログラム内容】
「被災地支援と大学教育」
13:00~13:05 ▽開会挨拶
IDE九州支部長 石橋 達朗(九州大学総長)
13:05~13:55 ▽基調講演「被災地支援と学生ボランティア活動における教育的視点(案)」
講 師:立命館大学 サービスラーニングセンター長 山口 洋典 教授
13:55~14:55 ▽事例報告
○ 「西南学院大学における課外活動としての災害ボランティア」
講 師:西南学院大学 総務部キリスト教活動支援課 ボランティアセンター事務室 南里 恵美 課長
○ 「授業を通した被災地支援の方法と課題(案)」
講 師:久留米大学法学部国際政治学科 松田 光司 教授
14:55~15:15 休憩
15:15~15:55 ▽総括・討議 パネリスト:上記講演者の通り
進 行: IDE九州支部監事 小湊 卓夫(九州大学 准教授)
15:55~16:00 ▽閉会挨拶
IDE九州支部常務理事 園田 佳巨(九州大学理事・副学長)
【参加者へのお願い】
• 当日は報告書等利用のため、また、映像資料としての公開を前提として講義内容を録画いたしますが、参加者各自による撮影等は固くお断りいたします。
• 営業もしくは営利を目的とする行為は禁止します。
• ご参加にあたっては、インターネット環境及びWeb会議システム(Webex)にアクセスできるパソコン等をご準備ください。
【主催】
共催 IDE大学協会九州支部、次世代型大学教育開発推進センター
【問い合わせ先】
〒819-0395 福岡市西区元岡744 九州大学学務部学務企画課内
IDE大学協会九州支部事務局(担当:米光)
E-mail : IDE-kyushu@jimu.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。メールの件名に「3/28 IDE」とご記入くださいますと幸いです。
*平成28年7月に、九州大学基幹教育院は「教育関係共同利用拠点」として文部科学省から認定され、その実施組織として「次世代型大学教育開発センター」を設置いたしました。教育関係共同利用拠点とは、多様化する社会と学生のニーズに応えつつ質の高い教育を提供していくために、各大学の有する人的・物的資源の共同利用等を推進するものです。
次世代型大学教育開発センター ウェブサイト:https://www.artsci.kyushu-u.ac.jp/~cfde/