気まぐれ雑記2015年度

2016年03月27日

久しぶりにちゃんとドラマを観ています。精霊の守り人。多分、半沢直樹以来ですかね。幸い(?)まだ私は原作を読んでいないので、ドラマ版が終わったらぜひ読もうと思っています(まずはドラマ版に集中したいので)。あのスケールをテレビドラマとしてCM無しで見せてくれるのは贅沢すぎますね。ちなみに、半沢直樹もドラマ後に原作を読んで一層ハマりました。あれは「ひようら」とか出てきて塾員心をくすぐられたというのも、もちろんありましたけれど。

この前初めて「明晰夢」をみました。いま、睡眠の研究もしていて明晰夢にはとても興味があったので、実際体験できると嬉しいですね。その夢の状況は、色々な紙くずのようなものが散らかり放題の部屋の中に自分が居て(恐らく年度末進行で色々な事に追い回されている現実を反映)、手を前に出してうねうねして「はぁ~」を何度か繰り返しその紙くずを集めた、というものです。いわゆる「サイコキネシス(念力)」を夢の中で起こせたのですが、その時自分が夢の中にいるとは自覚できていなかった気がするので、厳密には「明晰夢」までは到達していません。それでも、脳が創り出す奇妙な世界を、感覚系を軸に解き明かす何かのヒントになればなぁ、と思っています。

2016年03月23日

年度末のTo-doリストが減りません。いや、確実に減ってはいるのですが、消しても消しても増えてくるのでやや現実逃避モード・・・。こんな時に癒やしてくれるのが愛用の文房具や革小物だったりします。ちょっとだけ紹介してみます。

こちらの筆箱は、最近ようやく手にした念願のポスタルコ・ツールボックス。これまでもこれからもメインの筆記具は万年筆で、私は普段万年筆しか使いません(機会があればこちらも紹介しますが・・・)。そしてそのペンケースは、万年筆が1本ずつ入る10本差しとか5本差しとか4本差しとか3本差しとかを普段から持ち歩いていたのですが、他にもPC周辺機器など色々バッグに入れていて、荷物を減らしたいと思っていました。そこで、持ち歩くペンケースを上記のどれか1つに減らし、これだけあれば会議でも打合せでもプレゼンでも授業でもなんでもいけてしまうオールマイティな筆箱として上記ツールボックスを購入したわけです。

元々が文房具好きで、中学生くらいからシャーペン1本にもこだわっていた(ぺんてるグラフ1000とぺんてる5を愛用)ので、この際「実用ラインで良い物」にとことんこだわってツールボックスを満たしてみようではないか、と思って試行錯誤すること3週間。ようやく完成と相成りました。その大半はこれまで使っていたものですが、テープのりとか修正テープはツールボックスに入る小型かつ使い勝手の良い物を厳選し、新たに購入しました。その中身は・・・左右で用途を分け、次のようになっています。

左側は主に筆記具で以下の通り。

  • プラチナ万年筆・#3776 西(中細FMニブ、インクは顔料ローズレッド)
  • プラチナ万年筆・#3776 CENTURY シャルトル・ブルー(極太Cニブ、インクは顔料ブルー)
  • カランダッシュ・アンモナイト(スターリングシルバーの軸で、当然ゴリアテ芯!)
  • 北星鉛筆・大人の鉛筆2本(彩黒と彩赤にそれぞれB芯と赤芯を入れて)
  • 三菱鉛筆・ポケットシャープナー
  • トンボ鉛筆・MONO zero(角型)
  • ミドリ・CL修正テープ(透明)
  • デザインフィル・グラスルーラー(ガラス製の定規です)

右側はPC関連やその他文具で以下の通り。

  • サンワサプライ・グリーンレーザーポインタ(Bluetooth対応の優れもの!)
  • VAIOのVGAアダプタ
  • Hamee・ライトニングケーブル(8.6cm!!)
  • Sandisk・Cruzer Fit(32GBの超小型USBメモリ)
  • シャチハタ印
  • パナソニック・単4充電池2個
  • コクヨ・ドットライナー プチプラス(テープのり)
  • 3M・ポストイット(透明スリム見出し)
  • コクヨ・吸取紙
  • ヘンケルス・スーパーフェクションクラシック(事務用ハサミ、小さめで絶妙なサイズと抜群の切れ味!)

よくこれだけ入ったものだな、入れたものだなと我ながら感心します。っと、データがルパンに狙われている~!!

2016年03月11日

東日本大震災から5年。人は自然に接して生きる以上、自然がもたらす天災を完全になくす事はできないかもしれませんが、人為的な原因による人災を防げる確率は、脳科学の力でもっともっと上げることができるはずだと私は信じています。そしてそのために、脳内の神経相互作用だけではなく、多数の脳間相互作用(つまり社会の構造と個々人の考えなど)にも興味を広げつつあります。例えば、ヒトにしか備わっていない超高次の脳機能(というか、判断や思考が他人や集団や組織や社会にいかに影響を受けてしまうか、という低次のモジュレーション?)を神経相互作用のレベルで解明し、賢明な判断(これがもの凄く難しいわけですが)ができるように脳を強化するなど、学生さんや研究員と妄想・議論し、研究に落とし込もうとしています。「科学のツケ」はやはり科学で返さないと、という思いがあります。頑張ります。

さて、話は変わって。企業の採用活動が解禁となり、学生の就職活動が始まりました。就職希望の学生にはぜひ悔いの無いようにベストを尽くしてもらいたいと思います(研究活動もありますけれども)。

以後は、私の身の回りでこれまでに感じてきたことを振り返って今思うことを書くもので、特定の個人に宛てたものではないことを前提にお読み下さい。私自身は企業の就職活動をしたことは一度もありませんが、サークルや研究室の先輩・同輩・後輩の就職活動は見てきました。そして、研究者の就職活動は私も沢山してきました。その中で、自分も含めて改めて振り返ると、活動中は基本的に切羽詰まって余裕がないあまり、そして採用されるために少しでも事情通になろうとするあまり、人としての魅力がどんどん低下していたように思うのです。目標達成の為に「染まる」必要は多かれ少なかれあると思いますが、必要以上に染まってしまうと、途端に胡散臭くなってしまうような気がするのです。自分が目指す道を歩むための活動を通して、自分の本質的な魅力が半減してしまう(面接官にとっての魅力という意味ではないです)のは嫌だなぁと思うのです。

本音と建て前、理想と現実、色々あります。その中で、やはりお互いが活き活きと出来ることが大切だと思います。応募者と審査者のそれぞれが、本音と建て前、理想と現実の狭間で、「魂の叫び」を脳活動からデコードできないか、なんていう妄想もしていたりします(急に話が研究に戻りました)。

私も含め皆さん色々な状況にありますけども、まとめると、自分は今なぜここにいるのか、自分はこれからどこに本当に進みたいのか、を時々しっかりと振り返りながら、悔いの無いように常にベストを尽くしていきたいなと思っているわけであります。

2016年01月31日

増え続ける仕事メールに、より確実かつ効率的に対応するため、一念発起してフォルダの再整理とフィルタの見直しを行いました。

私は、酷いときには4枚のモニタに返信メールのウィンドウを沢山並べ、同時並行でメール返信していることが結構あります。このやり方には、重要かつ緊急の案件を見逃さずに迅速に全て対応でき、ある返信メールの文面を書き上げて少し寝かせている間に、別の返信メールの文面を作り、また先の返信メールに戻って文面を確認してから送信する、という合理化が図れる利点があります。

ただ、今まで受信メールと送信メールをほぼ完全に分けてメールを整理していたので、返信メールを書こうとしてこれまで(場合によっては大分遡って)のやり取りを確認するときに、「あのメールどこだっけ?」と迷子になる事が割とありました。引用に引用を重ねるのも長くなりすぎるし、引用にはいつ誰に送ったかというヘッダ情報が含まれていないことやその時添付したファイルなどは含まれていない場合が多いので、やはり元のメールに立ち返る必要が往々にして生じます。その時に迷子になると、時間もかかり、ストレスも溜まるのです。

ちなみに、私がメールを返信する場合は、PCでもiPhoneでも「常にBccに自分を追加」を設定しています。こうすると送信箱にメールが2通ずつ溜まっていくので(煩雑ですが)、それを見て「自分側のメール送信サーバの不調で送れなかった事は無い」事が確かめられます。相手側のメール受信サーバの不調まではわかりませんが、その場合は相手側に問題があって自分に非は無いので、そこまで気にする事はないでしょう。

最近特に、異なる多くのグループとメールのやり取りをその都度確認しないといけない状況が増えているので、その確認をより確実かつ効率的にしようと思い、次のような改善を行いました。つまり、送信箱にはbccで自分宛に送り返した返信メールのみを入れ、受信箱(とそこから派生した「グループと業務内容と優先順を盛り込んで再整理」したフォルダ群)には、受信メールと自分の送信メール(差別化して表示するよう設定)を入れるようにしたのです(当然フィルタで自動振り分け)。これは結構いい方法だと思っています。

メールのやり取りを視覚化するだけならツリー表示がいいのですが、メールは通常新しいものが上に来るのに対し、ツリー表示は新しいものが下に行くという矛盾があります。また、メールのヘッダ情報を解析したツリー表示は必ずしも完璧ではないので、本来ツリーの最下部に入れるべきメールが別のツリーの先頭に入ってしまったりすると、手動で直さなければならいのは面倒です。上記の方法はそれぞれの欠点を補った折衷案と言うことになると思います。今のところ良い感じになっています。

2015年11月04日

ようやく科研費の応募が完了しました。今年度の科研費と先日の異能vationのリベンジを果たすべく、今回は最後の最後まで藻掻いて、妥協せず徹底的に改稿しました(かなり疲れました)。ポスドクが初めて書いた研究計画調書も最後の最後までチェックし、そこで行ったアドバイスを自分の調書にも反映させるようにしました。これは結構いいやり方でした。他人の書いたものには審査者の視点で厳しく見ることができますが、自分の書いたものにはそこまで徹することがなかなか難しいので、「厳しい目」を自分にフィードバックできたのは良かったですね。

科研費の応募は、この時期に毎年開催されるある種のお祭りみたいなもので、私は「科研フェス」と呼んでいます。「アイデアとカネを出すだけのPI」にはなりたくないので、「研究室研究」1件の他に、がっつり個人研究も1件応募しました。ポスドクは自分が代表として応募するので真っ当な「科研フェス」参加者ですが、「研究室研究」の方に研究協力者として参画する院生にも執筆をかなり手伝ってもらった(書き方の指導もしっかりするので、研究計画を練ったり文章でまとめたりするとってもいい経験になります)ので、その院生も立派な「科研フェス」参加者です。他の院生達も調書のチェックなどで多少なりとも参加しています。今回は2件とも通るんじゃないかと思っていますが、結果はどうであれ、研究室全体で取り組める(共同研究プロジェクトや学会発表などとはまた違う)学術的なイベントは楽しいですね。

2015年10月13日

総務省の異能vation、実は最終選考まで残っていたのですが、本採択には至りませんでした。かなり気合いを入れて準備していただけに残念ではありますが、ベストを尽くしたので全く悔いはありません。今回、「変な人」ではなく「最終選考で落とされる程度の真っ当な研究者」ということが証明されたので(あるいはそれ以上の変な人?)、真っ当に科研費でリベンジを誓いたいと思います。

2015年10月03日

ついに後期が始まりました。長いようであっという間だった夏休み。私の夏休みは、お盆に実家に帰省して疲れたというだけであとはずっと仕事してましたから、休んだ実感は全くありません(実際3日だけですし)。研究の事に頭を使う時間が沢山取れるのが大学の夏休み期間であり、普段それがかなり制限されてしまっている現状では、有り難い期間であるわけです。さて、私の後期は、1日からいきなり授業開始でした。課題協学科目のクラス分け+イントロです。昨年度は前期も後期も課題協学Aの担当だったので受講学生が重複することはなかったのですが、今年度は前期を課題協学A、後期を課題協学Bと敢えて変え、学生が重複受講できるようにしていました。そして初日に聞いてみると・・・3クラス150人の半数以上が前期の私の課題協学経験者でした。偶然や不可抗力でそうなったケースも当然あるでしょうが、積極的に選んでくれた学生さんも相当数いるはずなので、これは嬉しかったです。工夫を重ねて実施してきた事がちゃんと伝わっている!と。後期はさらにパワーアップしますので、期待しておいて下さい。

お~ちゃんと一緒に読んでいるエッセイの後日談。アンディ、ごめんなさい。訳がわからないと吐き捨てていたのは前半の内容に対してだけで、中盤、特に「仕事」については腑に落ちました。そしてその後も、結構良いことを書いているんですよね。投げ出さないで読み続けて良かったです。

2015年09月29日

後期の授業準備も慌ただしくなってきているというのに、夜中にシコシコ研究室ウェブサイトのjavascriptのバグ取りを敢行。PC版ページをPCで表示するのはそもそも問題なく、シルバーウィーク中に一気に書き上げたスマホ版ページをスマホで表示するのも問題無かったのですが、PC版ページにスマホでアクセスした際にスマホ版ページに誘導するjavascriptの挙動が意図通りで無かったのです。試行錯誤を重ねた結果、ようやく「落とし穴」がわかってバグ取りが終わりました。スッキリ。

娘の誕生日を期に飼い始めたオカメインコの「お~ちゃん」を肩に載せて一緒に本を一章分読む、ことが毎朝の日課になってきました。村上春樹さんのエッセイは気持ちよく読み終えたので、しばらく放置していたアンディ・ウォーホルのエッセイに取りかかったのですが・・・これがストレス。芸術家ってこうじゃないといけないんだろうなぁとはわかりつつも、あまりに支離滅裂な文章がぶつ切りで続くので、いつもキレそうになりながら読んでいます(笑)。でも、全く非論理的かというとそうでは無くて、論理のスパンが短いだけで、スナップショット的には論理が通っているんですよね。むむむ。

2015年09月15日

村上春樹さんのエッセイ『職業としての小説家』を読んでいます。これまで、恐らく彼のことを快く思っていないであろう人達の評価を鵜呑みにして、正直あまり興味を持っていなかったのです。だから最初に買った本が、ノルウェイの森でもねじまき鳥でもなく、多崎つくるですから(最近、売れてる小説にとりあえず飛びつく傾向にあります・・・)。で、割と肩すかしを喰らった気分になって、そのまま別の作品を読みたいとも思わずにいたのです。でも、このエッセイは面白い。色々と腑に落ちます。ある箇所では科学者として、また別の箇所では写真家として「ああ、わかる」と。

私は学生時代の一時期「物書き」に憧れを持っていた事もあったのですが、そっちに邁進するほどまでではなく、結果、科学と写真をずっと続けています。私の場合、科学には最後の論文にする段階での「産みの苦しみ」がありますが、とっかかりの「産みの苦しみ」はほとんど無いんですよね。「新しいこと」を妄想している時は楽しくて、どんどんアイデアが出てきます。一方で、写真には「スランプ」があります。一旦スランプに陥ってしまうと本当に撮れなくなってしまうのですが、幸い常に視覚情報は脳に入ってきているので、ふと「風景が写真に見える瞬間」(静止画として見えるというのでは全くなくて、内的な状態と外的な風景とがリンクするような、「写真的」としか言えない状態)が訪れます。そうするとまた撮りたくなります。

で、話を小説に戻すと、「職業として世に出された小説」(特に文学作品)は、どれも相当に凝っています。物語が複雑に立体的になり、読み手があの手この手で読み解こうとしても、書き手の意図を完全に理解する事は恐らく無理でしょう。そして恐らく、書き手の意図を完全に理解することが必ずしも正解ではないのが小説(というかあらゆる作品)なのでしょう。だとしたら、小説に対して、各人の「個人的体験の英知」を結集して理解できる以上の理解をいとも簡単にしてしまう人工知能を創れたら、またそのような小説が書ける人工知能を創れたら、人工知能は人間の脳を超えたと言えるかもしれません。もちろんそんなに簡単な話では決してありません。人工知能が扱える情報量はとてつもなく多いかもしれませんが、人工知能が扱える情報のモード(感覚の種類)は圧倒的に少ないんです。人間の五感以上の感覚を持ち、マルチモーダル、クロスモーダルで感じられる人工知能が出来ないと。最近人工知能研究にかなり興味を持っているので、ついついそういう発想になってしまいますが、その先はやはり「自分の脳」に対する内向きのベクトルなのですよ。

2015年09月08日

停電明けって大体トラブルが起こるのです。バッテリの交換時期を過ぎていることはわかっていながら、いまだエラーが出ていなかったのを良いことに、だましだましUPSを使っていたのが悪いのですが(そしてNASの電源を切り忘れていたのでバッテリを使い切ってた・・・)。朝来てPCその他の周りの電源を入れたら、立ち上がりの途中でUPSが落ちたし。おいおい。それほど実害はなかったものの、RAIDのベリファイを行うハメに・・・。仕事中は、仕事にならないので、仕事後に仕掛けて帰りましたが。そろそろTeslaも回さないといけないというのに・・・。

何気なく検索していて、写真家の中平卓馬氏の訃報を見つけました。享年77歳。中平さんの写真は、ある意味、今が一番脂が乗っているように思っていたので、残念でなりません。2011年の写真集『中平卓馬 Documentary』は、間違いなく一つの到達点です。同じような被写体を同じように撮ったところで、決してあそこには到達できません。帯に書いた森山さんの言葉が如実にそれを表しています。人間は脳の10%しか使っていない、というのは大嘘の迷信ですが(その昔、脳の中の細胞で働きがわかっていたのが、10%しかない神経細胞だったから、というのが迷信の起源という説があります)、晩年の中平さんの脳の90%は恐らく写真になっていたのではないかと想像します。この写真集を開いて、哀悼の意を表したいと思います。

2015年08月31日

2020年東京オリンピックのエンブレム問題。書きたいことは色々ありますが、「そもそも論」として、私は個人的に誘致の時から一貫して、東京でやることをポジティブには捉えておりません。東京は名実共に日本の首都で、人口も多く、人も文化も極めて多種多様。多感な20代の10年の生活で、東京の魅力は嫌と言うほどわかっているつもりです。でも、その後の30代の10年の生活で、福岡の魅力にもどっぷりとハマっています。そして離れてみて、これ以上東京に集中するのは、果たして日本のためになるのだろうか、という思いをずっと抱えています。競争に勝って誘致出来たこと自体は素晴らしく、やるからには大いに盛り上がって欲しいのですが、上記の理由から「じゃあ自分も!」とエンブレムの「対案」を出すほどは熱が入りません。そこで改めて、問題のエンブレムやネット上で沢山提案されつつある「対案」を全て純粋なデザインの視点で見比べてみると、やっぱり一番好きなのは誘致の時のエンブレムなのです。もう、あれにしましょうよ。オリンピック、パラリンピックともに。オリンピックとパラリンピックのエンブレムを微妙に変えるのも個人的にとても違和感があるので、エンブレムも一緒にして、可能なら同時開催が良いんじゃないでしょうか。

某写真雑誌を観ていて思うこと。写真に変なコトをするのはシャシンじゃない。変なコトを写真にするのがシャシンなのです。

2015年08月22日

夜中にふと目が覚め、トイレでふと「死」について考え始め(私が担当している課題協学科目のテーマも「死と生」)、意識と魂と統合情報理論について考え始め、意識と魂に迫る統合情報理論とは別の理論神経科学的アプローチについてノートにまとめていると、トイレでは「死ぬことって恐いな、生きていることって有り難いな」という思いだったのが、結局は「これは画期的な研究テーマになり得るか」という発想に落ち着いていたことに気づきました。アマチュア写真家ながら「写真」のことしか考えていなかった時期がそれなりに長かったことを考えると、自分も完全なる研究者脳になってしまったのかなぁとしみじみ思ったりしました。書斎の机の上にある(全て読みかけの)、SWITCHのアラーキー特集号や、写真・旅雑誌『LUKETH』や、『中平卓馬 来たるべき写真家』や、「知の再発見」双書のブレッソン本を横目で見つつ。

2015年08月21日

私の夏休みは帰省で終わってしまいました。もう少しゆっくりのんびりして英気を養いたかったところですが、一人で海外にでも行かない限りそれは難しいのでしょう・・・

なかなか連絡が来なくてもどかしいので、メーカーサイトでほぼ問題無いことを確認した上で、愛用の赤VAIOを Windows 8.1 から Windows 10 にアップグレードしました。相変わらずスクリーンタッチが効かない事以外は、予想外にトラブルが無く普通に使えています。スタートボタンもそれなりに復活し、使い勝手は 8.1 より上でしょう。細かなデザインがよりスッキリしてなかなか好みです。Windows は今後システムとして大きな変更はせず、サービスを拡充して利益を得るというビジネスモデルへの転換を図るそうなので、色気を出して変な UI に突然変わるということも無いと信じたいですね。

2015年08月13日

私の夏期休暇は明日からなので、今日はまだ出勤。人が少ない大学は快適。成績評価も(ほぼ)終わり、前期の授業からはようやく(ほぼ)開放された晴れやかな気分です。

せっかく晴れやかな気分なのに、色々思い起こして苦言を呈したくはないのですが、やっぱり少し書いておきたいので書きます。今期も、メールの出し方一つから細かく指導しないといけない、そして授業で何度言っても平気で本文無しの添付ファイルのみでレポートを出してきたりするのに対応するのは、結構なストレスでした。優等生ばかりになってもそれはそれで面白みに欠けるのかもしれませんが、不真面目、怠慢は論外です。ルーブリックの導入で大学もどんどん成績の評価基準を明確にする方向に向かっています。何事にも真摯に取り組んでこそ、自分の力になっていくものです。「いかに楽して単位を取るか」なんて考えていると決して卒業できないような仕組みになっていけばいいのに、と心から思っています。

前期の授業が落ち着いても、やることは沢山あります。共同研究マネジメントやラボメンバへの研究指導は常に行っています。他に、自分の研究として温めかけて冷めてしまったネタをもう一度考え直したり、色々な本を読んだり、そしてウェブサイトを更新したり。このサイトは、はじめにでも書いているように、去年の夏休みで一気に骨格を書き上げて作りました。だからか、この開放感ある時に、サイトの更新とかリニューアルをやりたくなるんですよね。

ということで、かねてからやりたいと思っていた、ページの仕様変更(HTML5化)を行いました(トップのデザインも少し変えました)。私はウェブマスター歴が長く、ウェブページは全てテキストエディタで手書きコーディングしてきました。最近は長らく XHTML で書いてきたので、HTML5 になって、head要素の終わりまでのシンプルさに結構衝撃を受けました。あと、section要素等の導入も。元々セマンティックなマークアップを心がけてきたので、section要素等を入れなくてもそれなりにキチンと書いていますが、それをより明示的に書かないといけない仕様は気持ちいいですね。

2015年08月07日

色々とやるべき事は多いのですが、少しだけ落ち着いたので、トップページのデザインを変えてみたり(左上を白っぽくしたのでビールっぽくなった)、ジャーナルクラブのページを作ってみたりしています。

で、ノートPCで作業していて困った事が2つ。モバイルマウスとして愛用しているロジクールのAnywhare MXが不調なんですな。設定をどう変えても、ワンクリックがダブルクリックになりがちで、これがかなりのストレスになってきました。他のマウスやタッチパッドだとこういう事は起こっていないので、Anywhare MXの不調で確定。

もう一つは、恐らく Windows Update の影響で、スクリーンタッチが動かなくなってしまったこと。イベントビューアで確認すると、「ロゴ要件を満たしていないため、タッチ ドライバーがブロックされました。」のだそうで。これも出来る限りの事は試しましたが、全て弾かれています。早くWindows 10にしたいと思いつつ、やはり不安・・・。

2015年07月31日

前期の授業もほぼ終わり、諸々の仕事も少し片付き、ようやく少しだけ落ち着きました(だからこれを書いています)。成績評価や院試などはこれからですが、やっと研究モードに入れます(もちろん研究指導はずっとやってるんですけれども)。

と、その前に、少し苦言。まず、授業中に再三注意をしていたにもかかわらず、先輩からの入れ知恵などでギリギリ単位が取れるラインを想定して計画的に欠席したり(合格基準は毎年同じではありません)、授業に出るだけでグループワーク等に真面目に参加しなかったり、提出物は1行書いて出すだけだったりという輩は、合格基準を満たさない場合に一切の救済措置を取らず落とします。当然です。心を入れ替えてもう1年やりなさい。こういうのは極極一部の学生ですが、クラス全体の士気、雰囲気にも影響するだけでなく、授業を行う側にも多大なるストレスを与えます。自分だけの問題ではないことを自覚しなさい。

あと、これは、企業の方に理解しておいてもらいたいことなのですが、我々大学教員は、大学での教育や研究を通じて、社会や学術コミュニティに貢献するのが本分だと考えます。公共性の高い活動であれば無償での協力も吝かではありませんし、産学連携研究として契約を結んだ研究内容であれば最大限の努力をします。また、共同研究の打診や相談などは喜んでお受け致します。ただし、企業活動(個人あるいはグループの企業内での業績向上も含む)のためだけに、脳科学者としてのアドバイスを無償で求めることはご遠慮ください。大学教員は極めて膨大かつ多様な仕事を常に抱えており、その時間を本来の業務外かつ大学、学生、教員本人の何れの利益にも繋がらない事には基本的に使えません(無償でも業績や広報に繋がるものであれば利益と考えます)。専門的知識の提供を含む技術指導のご要望の際は、本学産学官連携本部を窓口として、正規の企業向けサービス(技術指導技術相談)にお申し込み願います。

2015年06月27日

例によって立て込んでいます。いやぁ、本当に。でも、梅雨入り当初の気が滅入っていた状態からは回復したので、一つ一つ片付けていくしかありません。

総務省の異能vation、いわゆる「変な人」の公募に自薦応募しました(伊都地区で説明会に出席した教員は私一人!!)。結果的には4件出したのですが、去年の科研費の反省を活かし、まずは1つの完成度を徹底的に上げ、本当に「破壊的な価値」を生み出せると信じて疑わない珠玉のテーマで応募しました。その後、ふわっとした感じで2件追加し、最後に〆切直前にアイデアを手書きでノートにまとめ、応募フォームの説明では「詳しくは資料で!」としてギリギリ3分前くらいに出しました。この公募は、最初の予算規模は決して大きくないのですが、色々と楽しそうで発展性もあるので、ウチのラボメンバにも勧めて全員出しました。1年生も個人で出せる公募はなかなかないので、私が担当している全ての授業でもアナウンスしてエンカレッジしました。総務省の回し者では決して無いのですが、学生には本当にチャンスであり、これこそ現在九大の基幹教育で展開しているアクティブラーニングに繋がりますからね。

ちなみに、私は、自分の事を「変な人」だと自覚している程度の常識人なので、本当の意味で「変な人」ではありません。自分の事を本気で「もの凄くまとも」と断言できてしまう某氏の方が、本当の「変な人」です(笑)。

2015年05月22日

ここに書くネタは、教育絡み、研究絡み、研究室絡み、その他諸々あって書きかけていたような気もしたのですが、書いてなかったようなので、細切れの時間に少し。

まず、ジャーナルクラブを始めました。研究室の新年度体制が始まってからすぐにでも始めたかったのですが、「初回は概要説明を含めてまず自分がやる」と思っていたものの、忙しすぎて準備する時間も実施する時間も取れず5月半ばにずれ込んでしまったのです。当初はオープンラボ的にしてもいいかなと思っていましたが、まずしっかりラボ内でやろうと思い直し(機密事項が飛び交う事もあり)クローズドに変更しました。ジャーナルクラブに薄々参加したいと思っていた学生さんには申し訳ないですが、「教員には積極的にアタックせよ!行動せよ!」と授業で1年生に言っている手前、個人的な研究や進路の相談などはアポさえ取ってもらえればガッツリ対応するようにしてます。

私のキャストパズルコレクションが増えました。久々に新作を買って割とすぐに攻略してしまったんですけど、研究に行き詰まったときの気分転換にちょうどいいので、自宅から研究室に持って来て、学生さんに貸しだしています。発想の転換と論理的思考に結構いいので、ハマりすぎない程度に遊んでもらっています。

痛風は、パルス療法が効いたようで、発作を出す事無くフェードアウトしました。ただ、最近腰痛が酷いのです。考えてみると、長時間ずっと座っているか数時間ずっと立っているかという生活をしているのと、週末には16kgの眠った物体を長時間抱っこして歩く事もあるので、腰に来たか・・・というところです。ストレッチで少しずつ改善中。

あと、今年は1年ジーンズで通そうと思っています。「研究の生活への役立ち度とその研究者の服装のフォーマル度には正の相関がある」という「オカモトの服装の法則」というのをしばらく前に発見して唱えているのですが、理論系脳科学出身で医工学研究も展開している自分は、ここのところずっと「よく言えばオールマイティー、悪く言えば中途半端」という感じの服装をしていました。純粋な理学系の人は凄くラフな服装、純粋な工学系の人はスーツにネクタイが多い中、私はチノパンにワイシャツにネクタイ無しという感じでした。最近は産学連携研究も沢山展開しており、スーツで報告会などに行くことも多いのですが、ここで敢えて純粋理学系の視点で感覚系の解明に向けて取り組んで行くという意思表示のためにジーンズにしようと決めたわけです。勤め人でジーンズが穿ける職種もそうそう無いので、そこも存分に活かさないと勿体ないし(笑)。

2015年04月17日

年度末年度始の激務が祟ったか、久しぶりにビッグウィンドが吹き荒れ始めました。通風発作という名のビッグウィンドが。朝起きて右足親指の付け根にちょっと危険な違和感あり。長年の経験でヤバイヤツとそうでないヤツはわかるんですよね。今回は前者。ただ、まだ発作の前兆なのでコルヒチンで押さえられるはず、と近所の病院に行くと、あれは副作用が強いからウチでは処方していない、とのこと。で、ボルタレンが出るのかと思いきや、まさかのロキソニンのみ。でも、今回初めてロキソニンで「NSAIDパルス療法」をやってみて、良い塩梅になっているのです。これはこのまま乗り切れそうです。ただね、前回も今回も尿酸値は基準値なんですよ。発作中は下がったりするので置いておくとしても、2ヶ月前の採血でもやはり基準値の範囲内(6.8 mg/dl)なんです。が、発作経験のある人はもうちょっと下げて、6.0 mg/dl 以下でコントロールすべきということで、独断で薬を半分に減らしていたのを元に戻すことになりました。ぼちぼち卒業したいと思ってたんですけどね。むむむ。

2015年04月14日

子供達を寝かせるためにテレビを消そうとして、その前に何気なくチャンネルを変えてみたら、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」が面白そうだったので、つい見入ってしまいました。うどん県香川のうどん店「もり家」の店主である森田真司さんの仕事の流儀。色々と共感しつつ、こういう師弟関係っていいなって思いました。

2015年04月10日

履修ガイダンス、履修相談(今日です!)をしながら、授業の準備も大詰めを迎えてきました。だいたい終わっているとは言え、やるからにはベストを尽くして良い物を提供したいと思っています。共同研究プロジェクトも複数同時進行でマネージしていて今日も新たな打合せがあったり、ラボメンバの研究も4月早々新テーマが立ち上がりつつあったりして、頭の中でアニマル浜口さんが叫んでおります。あの鉢巻き欲しい(笑)

昨日は馬出日だったので、いつもより長い運転をしました。疲れている時は移動中に寝たいと思うこともあるんですが、運転しているとリフレッシュもするしアイデアが浮かんだりもするので、自動車通勤は好きです。運転しながら見るものは圧倒的に他のクルマが多いわけで、考えるのもクルマのデザインについてが結構多かったりします。しょっちゅうクルマの事を考えているという知り合いも居ますが、私も特にカーデザインについてはしょっちゅう考えているんですよね。今までに見たことが無い構造的に奇抜なデザインをイメージしては、何で誰もこういうものを作らないんだろう、って憤ってみたり。あと、ナンバープレートの形状も常に気になっています。日本でも国交省が欧州連合規格採用の検討をしていましたが、2012年に既に見送る事が決定しています。デザイン案は酷いものでしたが、収まりはEU規格の方がやっぱりいいと思うんですよね。その理由を認知心理とか脳科学で明らかにしてスタイリッシュかつ視認性抜群のデザイン案を私が作るので、再検討してくれないかなぁ。

2015年04月03日

科研はまさかの残念な結果に終わってしまいました。敗戦の弁を伝え深く意気消沈していたところ、ラボのメンバ達から暖かい激励のメッセージをもらって奮い立ちました(ありがとう!)。基幹教育で1年生に促している「自己省察」をしてみると、申請書の出来には自信を持っていたのですが、代表で4件も書いたことに対して満足してしまった気持ちがあったのは否めません。研究費の申請も数を打たないことには始まらないのですが、乱打するのではなく、一打席一打席確実にヒットを打てるように、とことん全体的なクオリティを高めないといけないな、と反省しました。去年の説明会で講師の先生がおっしゃていた「1件の応募について2種類の申請書を書いて良い方を出す」くらいのことをしないといけないのでしょう。

一方で、ダメかと思っていた共同研究が継続できそうになった「良いこと」もありました。興味深い実験結果が出たばかりですので、早くこれを論文化できるように進めていきたいと思っています。年度末ギリギリでシラバスとルーブリックも提出し終え、助成金も2件無事に出し終え、直近の全ての〆切が終了しました。今年度は、eポートフォリオの導入や、それを用いた教育研究への参画、そしてラボの始動と盛り沢山です。月桂樹の葉っぱでも揉んで常に頭をシャープにさせながら、いや、研究成果を元にまずは頭をシャープにする芳香剤を試作するのが先かな。何はともあれ、今年も無事に年度末を乗り切った自分へのご褒美として、会議資料全電子化に向けて、某高級スタイラスなんかを買いたいな、なんて思っているところであります。

2015年04月01日

怒濤の年度末を乗り切り、新年度が始まりました。研究プロジェクト・マネージャーの宿命ですが、毎年この時期には追われまくります。「乗り切り」と言っておきながら、厳密にはまだ終わっていないです(希望を言いました)。あと2日が山場です。乗り切ります。

相変わらず花粉は飛んでいます。ここ数年、春の花粉シーズンは点鼻・点眼・内服薬の3点セットで楽に過ごしていたので、もう大丈夫かと錯覚していたのですが、ナゾネックスが切れてしまった途端、鼻がムズムズしてくしゃみが出るようになりました。パタノールとクラリチンがあるのでまだマシなんですが、早めに病院に行きたいと思います。時間があれば。

昨年度の卒論生は無事に卒業していきました(1名はそのまま進学し残留)。私にとっては最初から最後まで面倒をみた初めての卒論生となるので(ラボとしてはゼロ期生)、かなり気合いを入れて指導をしたつもりです。それについてきてよく頑張り、立派な卒論を仕上げたと言う事で、記念品贈呈とか記念撮影とかもちょっとだけしました(プライバシーに配慮して極小画像でお送りします)。

と、感傷にふける間もなく、あと7時間ほどすると科研費の内定速報が出るはずです。Facebookで元同僚が「中年の合格発表日」と言っていました。上手いこと言います。ドキドキしてはいますが、つい先日助成金が1件採択され、その後1件応募、そして今日また1件応募するので、別に科研費全滅でも大丈夫かな、と割と平常心です。でもやっぱり全滅は嫌だぁ~。

話題が全然整理し切れていませんが、又吉直樹『火花』を読みました。どのレベルから批評すべきかが決まらないので、批評的な事は書かず感想だけを書きますと、予想以上に面白く一気に読めました。そして、お笑いと研究者って似てるな、という親近感を少し持ちました。