岡本剛准教授気まぐれ雑記(2018年度)

2019年03月05日

やっと、やっと落ち着いてきました。気づけばもう年度末。大学院入試の問い合わせもちらほら来る季節になりました。そしてペスクタリアン生活ほぼ1年です。最近の話題を少し書いておきます。

まずは新しいノートPCの話題。私のノートPCのメイン機は、大学院生の時に育英会の奨学金を貯めて買った N505 以来、これまでずっと VAIO 一筋でした。薄さと軽さとデザインと新CPU等を積極的に採用する攻めた姿勢が好きで、カスタマイズで US キーボードが選べることも VAIO 好きの理由の一つでした。が、今回始めて富士通に浮気をしてしまったのです。13.3インチマシンで破壊的軽さの698 gに惹かれて、LIFEBOOK WU2/C3 に・・・。生憎最軽量モデル(公称 698 g)は在庫がなかったので、軽量モデルのアーバンホワイト(公称 747 g)にしました。でも、実測すると 736 g と嬉しい誤算。US キーのカスタマイズが出来ないので、仕方なく無理やり Windows の設定で US キーボードにして、レジストリをいじって Ctrl と Caps lock を入れ替え、それに合わせてキートップにテプラを貼りました。そうすると、押しても何にも入力できないキーが少しあるだけで実質 US キーボードへの換装完了で大満足。研究者はやはり創意工夫です。

つぎに、プライベートでハマっていることと言えば、ズバリ、折り紙です。もちろんスーパーコンプレックス系。子供の時から折り紙は好きで複雑なやつをよく折っていました。大人になってからもタマに折っていたのですが、本格的にのめり込んだのは今が一番かもしれません。下の写真はあくまでも一例で、夜な夜なアルコール片手に沢山折っています。まだ創作には至っていなくて、下にあるような本を見て折って楽しんでいるという状況です(ついにロバート・J・ラング氏の本まで買ってしまった!)。複雑な折り紙では、最初に折り筋をひらすら付け、そこから怒涛の攻めで折り込んでいくというような折り方をします。この手法はまさしくプログラミングそのものです。コードを書いてそれを後で一気に実行する。なので、プログラマで器用な人にはピッタリです。折り図や展開図を見ながら折っていると、新しい脳科学研究のヒントが浮かぶこともあります。折り紙と脳科学、さて、どうつながっていくでしょうか。

2018年10月19日

後期が始まりました。というか、始まってもう3週間です。課題協学の科目班員をやっていると、後期開始の直前直後は課題協学の舵取りで文字通り忙殺されます。50人のクラスを1セメスタ1人で面倒見るだけなら、基幹教育で教育経験値が上がっている我々にとってはそれほど苦ではありません。50人クラスを4週ずつ交代しながら3人で担当し、そのリーダーを務めるのは少し大変です。そして、3人の教員から成るチームを計18チーム、1年生2700人弱と再履修生、突然やってくる休学や復学等の対応、合理的配慮、その他突発的な様々な事象それら全てを取り仕切るのはものすごく大変です。もちろん、その間もラボの運営や研究プロジェクトは止められないので同時進行です。そうこうしているうちに科研費も迫ってくるし、SfNも迫ってきます。なんとか科研費を書き上げて、晴れやかな気分でサンディエゴに行きたいものです。

話は変わって、ボールペン自作の続き。実は、前回の設計で一時は満足していたのですが、ちょっと先端を出しすぎていた事が災いし、筆記時に先端がしなるのが気になり始めていました。検討の末、先端を2 mm引っ込めればベストということがわかったので、首軸の設計を修正して再出力し、今度こそ満足いく仕上がりになりました。

そして、以前から少し気になっていた「つくしペンケース」を導入し、ジェットストリームSXR-7で売られているインク全色(青・黒・赤)に合わせて3種類のボディーカラー(青・白・赤)でボールペンを作ってトリコロール状に挿し、出張用に使っていた測量野帳を入れました。ここに念の為のシャーペン(消しゴム付き)と修正テープ、USBメモリ(暗号化済)を加えたのが下の写真です。相変わらず万年筆愛は強いのですが、このセットはミニマリスト化してきている昨今の私の要求を完全に満たし、とてもいい塩梅のため、常用することにしました。良いでしょ、これ。

2018年09月06日

仕事の合間に試行錯誤を重ねること多数、3Dプリンタによる完全オリジナル設計(似たようなものはあるかもしれませんが、敢えて一切参考にせず設計しました)の自作ボールペンがようやく完成と呼べる仕上がりになりました。それは、1つの問題をクリアしたら1つ以上の問題が出てくるという、まさに研究そのもののような作業でした。3Dプリンタを導入した目的は「簡単な実験装置は自作すること」だったのですが、私は元々理論系・情報系の人間のため3D CADなんて使ったこともなく、学生に取り組ませるにしてもある程度道筋となる基礎技術の向上を図っておかないといけないと思っていました。その練習台として自称文具マニアでもある私が選んだのがボールペンでした。

基本設計は極力シンプルであれ(ただし、こだわるところはこだわる!)。芯は、プライベートで使っているジェットストリームのSXR-7とかSXR-10とかをとりあえず流用し、それを入れて固定できる筒を作る、というのがスタートでした。でも、ボールペンなので芯むき出しで使うわけにもいかず、キャップは必須だろうと。ABSの3Dプリンタで嵌合式は耐久性に難があるので、そこはネジ式だろうと。単なるボルト・ナットなら3Dプリンタでも割と簡単に作れるのですが、ボールペンなので筒にネジを切る必要があって、そうすると強度を考えないと簡単にポキっと折れてしまったりして。また、キャップを外した後は尻軸に挿せた方が便利なわけで、そうすると尻軸にもネジを作らないといけなくなり。そして、転がり防止と気軽な持ち出しにはクリップも必要になり。でも、往々にしてクリップって筆記時に邪魔になるので、ギリギリのサイズを見極める必要もあり。

以上の項目をすべて満たし、さらに細かな問題をだいたい全て解決したのが、以下の写真です。実は途中で大きな仕様変更を行い、何度か迷走していましたが、ようやく完成に漕ぎ着けました。尻軸は、クリップなし、クリップあり、クリップとネジあり、の3パターン作り、最終的にはクリップとネジありに落ち着きました。私のような完全素人が短期間で設計し作れてしまうのは、ひとえにFusion 360という素晴らしいソフトと、使い勝手が良くリーズナブルなda Vinci 2.0A Duoというハードおかげだと言えます(もちろん、これらのソフトとハードに泣かされた部分もあったのですが)。そして、このボールペン製作の結果、3Dプリンタによる製作のノウハウが蓄積され、かなりの経験値を積むことができました(目的達成!)。今では、このボールペンは普段使いしていて、とても気に入ってるんですよ。敢えてサンドペーパーをかけず、3Dプリンタの出力地のままが良いんです。ネットでも、素人が3Dプリンタで本格的なボールペンを作ったという記事は見当たらなかったので、そういう意味でも満足。愛用していきます。

2018年08月26日

短い夏休みは帰省で終わりました。夏休み明け早々に指導学生の博士論文の説明会(予備審査)があったため、実家でスライドを直し、スカイプをつないで発表練習を2回やり、諸事情ある中でできる限りの準備をして臨んだつもりでした。しかし、40分発表のあと1時間みっちり質疑応答で突っ込まれまくり、私も指導者として反省するところが色々ありました。ただ、研究の新規性や独自性は高く、論文の質も決して悪くはないので、次のステップには無事に進めることになりました。博士論文は国会図書館にも入ってずっと残るものなので、最後まで妥協せずいい作品を仕上げてもらいたいと思います。

おしらせにも載せたように、上記博士論文に関連したジャーナル論文がようやく出版されました。この研究は早々に結果が出ていたものの、新規性というか独自性というかニッチというか、とにかく他にないタイプの匂いの研究だったので、査読者が決まらなかったり、意図がうまく伝わらなかったり(これは我々の力量にも依るのですが)して、ここまで相当な時間がかかりました。その分、出版の喜びもひとしおですね。

岡本剛准教授のページにも載せましたように、修理に出していた液晶モニタがようやく戻ってきました。そして、これまで不満だったモニタの足(2台並べると微妙にずれてたり、前後にそれなりにスペースを要求したり)をなんとかすべく、3Dプリンタでコンパクトな足を作りました。さらにガス圧で昇降できるスタンディング・デスクを導入して、仕事環境が一層良くなりました。大画面で没入感があって収まりも良く、これでかなり理想的な仕事場になりました。ただ、足をコンパクトにした分、耐震強度が不足するため、パーティションやパッドやベルトで補強することにしました(パーティションとパッドは一部対応済。ベルトは注文済)。

久しぶりに3Dプリンタを使ってみて、モノ作りはやっぱり面白いと感じたのと3D CADの技術力向上のため、いつかは作ってみたいと思っていたボールペンを自作することにしました。手持ちのジェットストリームの替芯を入れるだけの極力シンプルな構造を目指し、テキトーに設計してエイヤッと印刷してみたら、ネジ切りがモデル化されていないまま印刷してしまったらしく、プロトタイプは大失敗に終わってしまいました。ただ、替芯は想定通りピッタリ差し込めることや予想以上にキレイに作れることがわかったので、さらに色々と工夫を重ね、週末に3Dモデルだけは完成させました。後は明日印刷するだけです。完成がとても楽しみです。

2018年08月11日

ようやく夏休みに入りました。一般の人は「授業が終わると大学教員はヒマ」という認識だと思いますが、実際は逆です。今回のケースも、通常授業が終わってから集中講義(2日で8コマ、体重は1.5kg減りました・・・)や成績評価、秋入学院生の学位審査(論文のディスカッションや添削、発表指導等、審査前はかなり消耗します)、大学院入試、種々の委員会・会議、論文査読、複数の共同研究プロジェクトの管理・運営、投稿論文1の出版手続き、投稿論文2の修正と目まぐるしかったです。

閑話休題。論文がそれなりの論文誌に載るとメールアドレスが収集されて、色々な所から毎日色々なお誘い(95%以上は単なる迷惑メール)が来るようになります。電話は、迷惑セールス(関西方面の不動産投資業者が特に悪質)対策のため、完全非公開にしてから必要な要件しか来なくなりました。しかし、メールアドレスは非公開にできないので、迷惑メール対策は頭の痛い問題です(フィルタ等できる限りの対策は当然しています)。特に、怪しげな国際会議や怪しげな論文誌からのお誘い(全て英文メール)が多いのですが、怪しいかどうかは一応文面をチェックしないとわからないので困ります。でも、長年の経験で私なりの判断基準ができてきているので、若手の方に向けてまとめておこうと思います。

最初に送信元をチェックします。知らない機関や人からだと、疑いながら宛名をチェックします。そこにきちんと敬称+個人名が書かれていないもの(Colleagues, Delegates, Researchersが多い)はまず無視して問題ありません。それっぽく書かれていても、名前を間違えている(Dear T Tsuyoshiって誰だよ!)失礼なものは完全に無視です。敬称+個人名がきちんと書かれている場合、会議の名称や論文誌の名称をチェックします。聞いたことのないものは基本的に無視して問題ありません。ただ、論文誌はどんどん新しいオンライン・ジャーナルが作られているので、稀に有力な新規ジャーナルからも投稿のお誘いが来るかもしれません。その際の確実な判断基準は、投稿システムがしっかり作られている(お金がかかっている)かどうかです。投稿先のメールアドレスが書かれていて、原稿をここに送れというようなものは、ほぼハゲタカ・ジャーナルだと思っていいと思います。ご参考まで。

2018年08月06日

今日はゆっくりさせてもらいました。話題の『カメラを止めるな!』も観たし(初の一人映画館で浮ついて着席早々ポップコーンを豪快にぶちまけたのをスタッフさんに助けてもらいました、感謝!)、久しぶりに梅蘭焼きそばも食べたし(海鮮が美味しい!)、ゆっくり無印の本屋さんを回って熊谷守一の画文集も買えたし(タイトルが『ひとりたのしむ』で今日の自分にジャスト!)、ストリート・スナップもしたし(暑すぎてあまり枚数は進みませんでした・・・)。充電できました。

『カメラを止めるな!』は例によって詳細は語れないのですが、監督に共感すること多し、でした。これってPIやってる研究者は見るべきです。勇気をもらえます。あと、もちろん映画好きも。ウォーキング・デッド好きを公言している私でもあるので、勝手にもっとゾンビ押しなのかと思って観始めたら、そこは良い意味で裏切られました。とにかく、予備知識がなければないほど楽しめる映画なので、チャンスがあれば上映情報以外事前に何も調べず行きましょう!!

2018年08月05日

大仕事を1つ終えたので月曜日に久しぶりに休暇を取って息を抜きます。まだ大仕事がいくつも控えているので週末もチョコチョコ仕事はしていたのですが、月曜日は完全に休みます(希望)。でも絶対完全には休めないので、多少は自宅で仕事をすることになりそうです。いったい年間どれだけサービス労働をしていることか・・・(楽しい仕事だけならいくらでもやるのですが)。まだ自宅研修なんていう悪しき慣習が残っている所があるとすれば、私は土日も何らかの「仕事」をしているので、給料は今の(7/5)=1.4倍になるのでしょうか。大学教員は大学に居ることがやはり重要で、授業はもちろん、学生の相談・指導も雑務も、居ないことには満足に対応できないじゃないですか。学会出張や共同研究打合せとかは研究に必要な業務なので除くとしても。自宅研修も研究に必要な業務だよと言われたら・・・難しいところですが、頻度とそれによる研究成果と普段の教育従事量と運営貢献度に依るでしょうか。あと、平日精一杯対応している教員に、学生が休日メールをするのは基本的にマナー違反です。するな、とは言わないので、マナー違反だという意識をしっかり持ってもらえれば、きちんと対応はします。

2018年07月25日

現実逃避というか良い気分転換になるので、サイトのマイナーモデルチェンジを繰り返しています(久しぶりに来たら地味に色々変わっていると思います)。これはサイトリニューアルのあるあるで、一度やり始めたら歯止めがきかなくなってしまいがちなんですよね。実際、一気にフルモデルチェンジまで行ってしまうか、マイナーモデルチェンジで留めるかの岐路に立たされた挙げ句、マイナーチェンジの範疇で色々変えているというのが現状です。でもそうすると途中で嫌になって全部変えたくなってしまって、また岐路に立たされる、ということを繰り返しています。

ウェブデザインのトレンドを調べていると、スプリットスクリーンはまだまだ現役なのですが、色々と動きがあります。左右の比率を変えたり(でもこれだと過去のデザインに戻る気が)、写真をズラしたり(この良さはわかる。でもウチは背景写真を全面に出すのは譲れない)、何かの見出しを大きくしてズラしたり(この良さもわかる。でもトップだけやっちゃうと整合性がイマイチだし、全部やるとコンテンツを置きにくいし飽きるし)、完全なフラットではなくてちょっと影や装飾をつけてユーザビリティを上げてフラットデザイン2.0と言ってみたり(これもわかるけど若干退行した気が。でもウチでも今回導入。やっぱり良くなった)。ウチももうちょっとレイアウトに不規則さとかアンバランスさを入れても良いかなと思ってちょっとイジってみたりもしましたが、結局そこは戻しました。ウチでは「本」を意識してデザインすることでアカデミックさを少し演出しています(そもそも内容はアカデミックなんですが)。そしてコンテンツがあまり多すぎないので、サイトマップは置かずに全てメニュー(というか目次的に)に載せるようにしています。主要なものだけを残して後は都度展開させるというのはデザイン的には良いのですが、全部のせて必要に応じてスクロールしてもらう方が(少なくともPCでは)明らかに早いので、ユーザビリティは後者が上です。となると、できることは限られてきて、今のデザインが現時点では総合的な完成度が高いのかなと思ったりしています。もっとガラガラっと変えたくはあるのですが。

2018年07月22日

OneNoteのToDoリストを数えると気が滅入ります、岡本です。日々のアレコレや読んだ本、観た写真集、飲んだお酒のレポートなんかはfacebookに載せてますが、一般非公開かつ友達の友達じゃないと申請できなくしてるので内輪向けです。リアルにはそこそこ面識があるけどfb上での繋がりは乏しい方で、私のfbを見たいとおっしゃる奇特な方は直接お知らせくださいませ。

ポスドクの公募が始まり、それに合わせてこのウェブサイトにも情報を載せました。そして、新しい実験に向けて、実験参加者登録用のMLを新たに作り、アナウンスのページも作りました。さらに、現実逃避でウェブサイトを整備し直しました。細かいデザインの調整やらユーザビリティの改善やら。最近のPHPはビルトインウェブサーバ機能を備えている事を(今更ながら)知り、導入してみると超絶便利だったので、ローカルでの確認作業が捗っています。

私のウェブマスター歴は結構長く、M1の時から趣味でいくつも運営(パソコン、ウェブデザイン評価、写真・カメラ、万年筆・文具、クルマ)してきました。良いか悪いか、最近趣味のサイトは縮小して、現存するのは写真・カメラサイトのみ。それも更新頻度が激鈍で、仕事のサイト(ここですね)の方が活発になってきてしまいました。コンテンツの量は圧倒的に写真・カメラサイトの方が豊富なのですが、鮮度はこちらが上です。コンテンツもウェブデザインも。

改めて考えてみると、ウェブサイトをゼロから構築して(ブログや簡便なツールを使ったサイトは含めません。HTMLとCSSのコードを自分で書いて構築したもののみにします)、管理・運営していくのはかなりの総合力が求められる作業です。ウェブサイトって、ただかっこよく作ってかっこよく見せれば良いという単純なものではもちろんありません。企画・構成・演出・制作・プラットフォーム構築・運営・管理・活用の全ての業務が必要になってきます。そのために、W3Cが定める仕様を学び、ウェブ界隈における最近のトレンドを調べ、ユーザビリティにも配慮してデザインとコンテンツを作り込み、サーバを立ち上げるか借りて公開し、それなりの頻度で更新し、問い合わせや苦情などに対応・対処し、そして場合によっては大規模なリニューアルをする必要があります。これが全て自分一人でできるなら、そこに研究や研究費確保や組織マネジメントや人材育成を加えれば、PI(研究室主催者)として充分やっていけるでしょう(加えるものが結構多いですが・・・)。

そしてとにかくウェブサイトは1つの立派な「作品」です。良いものが出来上がれば愛着も湧くし、見せたくなるし、見たくなる。良い写真が撮れたり良い絵が描けたりした時と同じです。実は、論文も1つの「作品」なので、当然そこにも通じます。

ということで、将来自分の研究室を持って独立したいと考えている若手研究者には、自分のウェブサイトをきちんと作って運営することを勧めています。私は結構マニアなので指摘が厳しすぎるかもしれませんが、サイト作ってみたんで評価してください、と言われれば喜んでチェックしますよ。

2018年06月06日

前回ココに書いた次の日。私はかかりつけの病院に行き、高尿酸血症(痛風ですね)の定期検査で採血をしていました。多少飲み忘れる事はあっても比較的真面目に薬を飲んでいるおかげで、尿酸値は完全にコントロールできている状態です。前回の通風発作がいつだったのかも忘れるくらいです。もちろん、この日の検査結果も良好。しかし、LDLコレステロール(いわゆる悪玉)の数値だけがよろしくありませんでした。この基準値にも諸説あるようで、検査結果に「H」が付いたからと言って絶対ダメということはないのですが、前回の検査でも「H」でさらに上がっていました。ココ数年の健康診断結果を引っ張り出してみてもやはり高めの数値。これが毎年続くのは血管によろしくない!と思い、ちょっとずつ出てきたお腹をさすりながらある決断をしたのでした。

その決断とは・・・「お肉とさようなら」をすること。植物性食品と魚介類しか食べない生活(動物性タンパク質を全く取らないというのも健康上良くないと思うので)に変えることを決めました(お酒はやめません!でも基本蒸留酒のみ!!)。後で調べたら、そういう食生活の人はペスコベジタリアン(ペスクタリアンとも)と言うそうですね。ただ、一般的なペスコベジタリアンは、植物性食品と魚介類に加え乳・乳製品と卵も食べる(むしろ植物性食品・乳・乳製品・卵に加えて魚介類もOKとする)そうなので、少し厳しめのペスコベジタリアンと言えます。日本ベジタリアン協会ではペスコベジタリアンをベジタリアンとは認めていないみたいですが(動物を苦しめるかどうかという観点から)、コレステロールの観点から植物性食品と魚介類のみという伝統的和食派な組合せはあって然るべきかと思います。4月2日以降は、実際、やむを得ない場合を除き肉・肉製品・乳・乳製品・卵を極力摂取していません。

さらに、ダイエットも合わせて行うため、スマホ連動の体組成計を導入しました。これにより、これまで薄々気づいていたものの見ないふりをしていた自分の体重に、正面から向き合うことにしました。BMIが25をほんの少し超えた程度で、そんなに多いわけじゃなかったんですが、お腹のお肉がつまめるというのはずっと気になっていたのです(一応、元アスリートなので)。これで日々の体重等の推移を見守りつつ、肉・乳・卵抜き生活を続けていると、お腹もスッキリしてきました。

そうして迎えた健康診断では、LDLコレステロールはすぐに結果が出ないので楽しみは後に取っておくとして、BMIが24.0でした。上記とは全く関係ないのですが、視力もまだまだ両眼裸眼1.5を維持。毎日、1日の半分以上をモニタとにらめっこしている生活を20年弱続けている者として、また視覚研究の専門家として、視力を維持していることはちょっとした自慢です(とっておきの目の体操というのがあります)。この調子で、ペスコベジタリアンの生活はしばらく続けようと思っています。

2018年04月01日

怒涛のような年度末がなんとか終わり、新年度を迎えることができました。ここで書けない事は直接聞いてください。押忍。

久しぶりに写真撮影を頼まれたので準備しています。公的な写真なのだから機材も買ってもらいたいところですが、とりあえずは手持ちの機材を持ち出します。もしカメラを買ってあげるよ、ということになったらα7 IIIが欲しいなぁと思いますが、テクノロジーが進化すればするほどα900の存在意義が増すというか、α900での完全ではない絵作りの独自性が増すというかで、ストリートやるなら最新の機材は必ずしも必要ではないんですな。ただ、人物が入ると機材は新しい方が楽なわけで。苦手なストロボワークもやる必要があるか、レフ板当てたりアイキャッチ入れたりするだけでいけるか、どんな感じが良いか迷い中です。アシも付かないか自己調達だろうし。うーん・・・

あとは「命の水」の進捗報告です。

スペイサイド

  • ザ・マッカラン 12年(2本め飲みかけ)
  • ザ・マッカラン ダブルカスク 12年
  • ノッカンドゥ 12年
  • グレンフィディック 12年(4本め飲みかけ)
  • ザ・グレンリベット 12年(3本)
  • クラガンモア 12年(2本)
  • グレン・グラント 10年
  • スペイバーン 10年
  • グレンファークラス 10年

ハイランド

  • クライヌリッシュ 14年(2本め飲みかけ)
  • オーバン 14年
  • ロイヤル・ロッホナガー 12年(2本)
  • オールド・プルトニー 12年
  • グレンゴイン 10年
  • グレンモーレンジ 10年

アイランズ

  • タリスカー 10年(3本め飲みかけ)
  • ハイランド・パーク 12年
  • ジュラ・オリジン 10年(飲みかけ)
  • アランモルト 10年(飲みかけ)

アイラ

  • ラガヴーリン 16年
  • アードベッグ 10年
  • カリラ 12年(飲みかけ)
  • ラフロイグ 10年(2本)
  • ラフロイグ クオーターカスク
  • ボウモア 12年

キャンベルタウン

  • スプリングバンク 10年

ジャパニーズ

  • 山崎(2本)
  • 白州

公開日: 2018年04月01日
最終更新日: 2019年03月05日