2000年に帰国後、PIとして独立し、新規分泌型タンパク質Tsukushi、Akhirin、Equarinを単離・同定し、これらの分子の初期発生時における機能解析を行いました。 Tsukushiは様々なシグナル伝達経路( TGF-β、Notch、Wnt)を制御するシグナル仲介因子として機能すること、 Akhrinは中枢神経系(脳、眼、脊髄)幹細胞ニッチの制御をすること、 Equarinはレンズの形づくりに関与していることを明らかにしてきました。 2010年には、巷では一風変わった研究と云われていますが、 生きた乳酸菌をヒト皮膚細胞に取り込ませると多能性を獲得する現象を見出し、その後、形質転換物質がリボソームであること報告しました。 2020年4月から 九州大学基幹教育院に 新たな研究室を立ち上げ、 Tsukushi、Akhirin、リボソームをキーワードとして幹細胞研究に取り組んでいます。一緒に研究をしてくれる仲間を募集中です!