基幹教育とは

About the faculty

アプローチ講義概要(2025年度 冬学期 月4)

教室1
フェーズ1, 2

種々の障害に対して音声によるコミュニケーションを維持するには? 鏑木時彦 教授

講義に対応する専門領域
音声情報処理
講義に関連するキーワード
音声コミュニケーション,代用発声法,音声合成・認識技術
講義概要
 音声は、我々の日常的なコミュニケーションの手段であり、言葉の意味だけでなく、感情や個性までをリアルタイムで表出でき、さらに歌唱という芸術表現も我々の生活を豊かにする上で不可欠です。従って、身体の障害により発声が困難になると、意図の伝達ができなくなり、社会生活に困難をきたすことは容易に想像されます。このような問題を医学や工学で解決し、コミュニケーションを維持するための方法について、考えてみましょう。
教室2
フェーズ1, 2

地域課題をみずから考える 渡部哲史 教授

講義に対応する専門領域
水文学
講義に関連するキーワード
水循環、気候変動、人口減少
講義概要
 水は私たちの日々の生活のみならず、農業や工業にも欠かすことができない資源です。水資源をめぐる争いは時に戦争にまで発展することも珍しくありません。一方で豪雨災害や感染症など水は時として災いをもたらすものでもあります。私たちの社会に恵みと災いをもたらす水は、地域における様々な課題と何らかの関係があることが少なくありません。みずから皆さんの身の回りの地域課題について考えてみましょう。
教室3
フェーズ1, 2

生き物でみられる共生と寄生 山脇兆史 講師

講義に対応する専門領域
動物行動学
講義に関連するキーワード
生態,相利共生,寄生
講義概要
地球上には性質の異なる多様な生き物が共存しています。捕食や寄生のようにある種が別の種から利益を得る生物がいる一方で、別種の個体がお互いに利益を得る共生関係を形成する生物もいます。同種の群れの中では、餌や配偶相手をめぐって個体同士が争うことがある一方で、狩りや防衛のためにそれぞれが役割分担をして協同する場合もあります。実のところ、生物において共生と寄生は明確に区別できません。この講義では生物での共生や寄生の事例を学ぶことで、互いに利益を得る関係を構築する方法について考えます。
教室4
フェーズ1, 2

持続可能な共生社会を支える社会保険の役割と課題─日本の年金を通して─ 八木信一 教授

講義に対応する専門領域
社会保障論,財政学
講義に関連するキーワード
世代間,社会保険,年金
講義概要
持続可能な共生社会の実現において、異なる世代を対象とした「世代間」は重要な視点の1つである。この授業では、経済学が取り扱ってきた世代間に関わる主な題材として社会保険、とくに年金について取り上げる。保険の考え方、民間保険と社会保険の違い、日本の年金に関する仕組みの基本などを解説し、これまでの主要な論点(および論争)を整理したうえで、受講者が当事者としてこれからの年金のあり方を考える機会を提供する。
教室5
フェーズ1

持続可能なエネルギー社会を支える核融合の可能性 長谷川真 教授

講義に対応する専門領域
プラズマ理工学
講義に関連するキーワード
高温プラズマ,核融合エネルギー,トカマク・球状トカマク
講義概要
本講義では、持続可能な社会の構築に資する次世代エネルギー源としての核融合発電に焦点を当てる。高温プラズマの生成・閉じ込めといった物理的原理、発電炉の設計や材料、長時間運転の課題、さらにITERやJT-60SAをはじめとする国内外の最新動向や民間企業の取り組みも紹介し、科学技術と社会の接点を考察する。
教室5
フェーズ2

心身の健康と地球の健康を結ぶ心理学的アプローチ〜薬剤の長期連用と大量消費社会の心理社会的要因を探る〜 吉原⼀⽂ 教授

講義に対応する専門領域
心理学,心身医学
講義に関連するキーワード
心身の健康,地球の健康,心理学的アプローチ
講義概要
現代社会において、私たちは体調不良に対して薬に頼り、より多くのものを欲して大量消費を続けています。本講義の前半では、これらの行動パターンの背景にある心理社会的要因について探り、それらの要因が心身の健康と地球の健康にどのような影響を与えているのかを検討します。講義の後半では、前半で探った心理社会的要因を踏まえた上で、私たちが心理学的アプローチを用いてどのように解決したらよいかについて一緒に考えていきましょう。
教室6
フェーズ1, 2

DE&I、共生社会の実現に向けて発達障害の支援を考える 吉田ゆり 教授

講義に対応する専門領域
発達障害学,臨床心理学
講義に関連するキーワード
発達障害,ニューロダイバーシティ,well-being
講義概要
発達障害は、近年、脳の多様性(ニューロダイバーシティ)に基づいて説明されます。理解が進む一方で発達障害児者の示す心理的困難の多くは、中核障害による生きづらさや周囲からの理解不足や否定的な経験によって生じる二次障害であることもわかってきています。特に大学生はこの二次障害が蓄積、重篤化されることがあります。この講義では、ともに生きる発達障害を再考するとともに、九州大学生が共生社会実現に向けて、今できることを共に考えましょう。
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