九州大学 基幹教育院 次世代型大学教育開発センター

九大AL教室(プレゼン)を開催しました

平成30年2月12日(月・祝)九州大学アクティブラーニング教室「テクニカルプレゼンテーション」を開催しました。今回の九大AL教室は、大学院基幹教育科目「テクニカルプレゼンテーション」の一部を公開授業にする形式で行われました。参加者は、大河内豊先生の講義でプレゼンテーションで注意すべき点を学んだ後、グループでのピアレビューを通してプレゼンテーションの改良を行いました。最後には、全体発表会を行いました。

開催概要

開催案内(PDF) ポスター(PDF)

【日時】平成30年2月12日(月・祝)13:00~18:10
【会場】
九州大学 伊都キャンパス センター3号館3213

【定員】20名(先着順)
【参加費】無料
【対象】大学教職員、大学院生、プレゼンテーションにご関心のある教育関係者

【プログラム】(適宜休憩を挟みます)
1) 講義:プレゼンテーションにおける基礎的スキル
2) プレ発表1:あるテーマについて短めの発表
3) ピアインストラクションと講義
4) プレ発表2:別のテーマについて短めの発表
5) ピアインストラクションと個人練習
6) 本番発表

《講師・ファシリテーター》
大河内 豊(九州大学 基幹教育院 准教授)

開催報告

【参加者情報】
学外:1名(うち県外 1名)
学内:11名
合計:12名

【アンケート結果】

《満足度》
満足:4 概ね満足:1 どちらともいえない:0
やや不満足:0 不満足:0

《参考になった点》(抜粋)

  • グループで各々のプレゼンテーションをブラッシュアップし、最終発表でもフィードバックし合ったことが貴重な経験になった。今回、考えたことや他の発表者の良かった点は、今後のプレゼンテーションに活かしたい。
  • 今回は、それぞれのご研究・お仕事等、経験が反映されたプレゼンだったので、非常に関心の高いことを情熱をもって話されていた方が多かったと思う。1つ1つのテクニックも重要だが、関心のありそうなトピックを見つけて、それを高めて、情熱を持って話せるようになる、というプロセスが重要だと感じた。ピアでおしゃべりしながら準備するなど、改めて、しっかり取り組みたいと思った。
  • 自分のプレゼンをビデオで見るということはあまりないので、いい機会になった。
    ※事務局による補足:今回はそれぞれの最終発表をビデオで撮影し、後日、YouTube限定配信で参加者で共有しました。

《分からなかった点・もっと説明してほしかった点》(抜粋)

  • ピアで話しながら準備することについては、学部生のように経験に乏しい人たちにはなかなか難しいと思った。ピアで話しながら準備する以外に、何かよいアイデアをお持ちでしたら、ぜひご教示いただきたい。
    【大河内先生からの回答】学部生の場合、スライドを作成するだけでも、かなりの時間を要してしまいます。その場合、スライドを多くしない形態のスピーチをさせるのはどうでしょうか?トピックは例えば「高校で印象に残った学び」など興味を持ちやすい、しかも部活、受験、友人関係など、探せば何か思い当たることはあるはずです。その中で、ひとつキーセンテンスを作らせ、それをもとに3、4分程度のスピーチをさせるのです。キーセンテンスと言っているのは、例えば「最後の1秒まで気を抜かないこと」「相手の気持ちを知る難しさ」「努力のあとに待ちうけるもの」などなど。それに関するエピソードを話し、スライドは画像を中心とした2、3枚にしておくというのであれば、学部生でも時間ないにできると思います。また、場の雰囲気作りがとても重要となりますので、自己紹介に関したアイスブレイクの他に、1分間トーク(最近あったこと何でも良いのでエピソードを話す)なども入れていくと発表がしやすくなると思います。

《その他ご意見・ご要望(イベント内容や開催日の希望等)》

  • 実践的な講義、例えば今回のプレゼンだとか論文のこつだとかがあったらいい。
    【大河内先生からの回答】次回はさらに、より実践的なコツなども含めていきたいと思います。修論発表や研究発表の講義なども、参加者のニーズにあわせながら取り入れていきたいと考えています。
  • 授業期間外(2・3・8・9月)であれば、平日でも構わないと思うが、授業期間中は週末(土)の開催がありがたい。
    【事務局からの回答】開催日に関するコメントを下さり、ありがとうございます。授業期間中は土日開催にしてほしい、というご要望は他にも頂いております。今後の企画では検討させて頂きます。
  • e-portfolioや反転授業の取り組みなどでも意見交換できるとうれしい。
    【事務局からの回答】3月19日(月)にICTを活用した反転授業などについてのセミナーを開催予定です。よろしければ、以下の開催概要をご覧ください。
    3月19日 九州大学アクティブラーニング教室「ICTを活用したアクティブラーニング環境を考える」
PAGE TOP