┃専門的職員養成に関するFDを開催しました
令和3年12月2日及び12月22日に、カリキュラム設計担当者養成プログラム(実践編) 「大学の特徴を反映した教学マネジメントの模索―課題と展望の共有」を開催しました。
本研修は、令和3年7月5日に開催されたカリキュラム設計担当者養成プログラム「教育と研究を両輪とする高等教育における教学マネジメント-九州大学の取組-」を踏まえた〈実践編〉で、各大学の教学への取り組みや課題について、九州大学の取り組みを紹介しつつディスカッション形式で行われました。
小規模なグループ・ディスカッション形式での研修は、センターとしても初めての試みでしたが、他大学の取り組みや課題を共有できたことは、参加者に概ね好評でした。
┃開催概要
【日時】
第1回 令和3年12月2日(木) 10:00~11:00
第2回 令和3年12月2日(木) 15:00~16:00
第3回 令和3年12月22日(水) 13:00~14:00
【会場】zoom meetingによるオンライン開催
【定員】各回10名(先着順)
【参加費】無料
【対象】大学における教学マネジメントに関心のある大学等教職員
【ファシリテーター】
深堀聰子(九州大学 教育改革推進本部・教授)
小湊卓夫(九州大学 基幹教育院・准教授)
【プログラム内容】※各回とも同じ
ファシリテーターからの論点説明及び自己紹介 10分
グループ・ディスカッション(進行はファシリテーターが担当) 50分
┃開催報告
【参加者情報】
第1回5名、第2回4名、第3回6名
合計15名(ファシリテーター除く)
【アンケート結果】(抜粋)
・他大学の取り組み状況を伺うことができ参考になったことと、学修者本位の教育に向けて、学修目標と授業科目の到達目標を紐づけることと、授業科目の体系性を確保することについて、さらに理解することができました。
・自大学のみならず大学全体の教育を良くしようと試みる貴センターの姿勢に感銘を受けました。またどこの大学においても理想と現実の狭間で努力を続けられている点にも力をもらいました。
・同じような立場や業務を担当されている方々のグループでしたので、関心の方向性が一致しており、議論が拡散しなかったことが良かったです。参考となる事例も多くお伺いすることができました。
・参加者、九大の皆様と組織を超えたディスカッションは刺激的でした。唯一の正解のない中で考え方の引き出しが増やせたと思います。
・当日のグループ・ディスカッションもよいが、今回のように後日のグループ・ディスカッションを、大学の種別や現況をうまくセレクトして少人数で行っていただいた点、小湊先生、深堀先生が短時間で有益な会話になるよう、うまくファシリテートしていただいた点が非常によかった。