令和5年3月16日に、リベラルサイエンス教育開発FD「『反集中』から考える大学教育:行先の見えない時代を拓く、視点と問いを得るために」を開催いたしました。本研修では、一見関係ないことに目を向ける「反集中」という態度から得られる視点と問いについて、講義形式で学ぶとともに、実際に「異なる視点」を得ることで自身の問いや視点がどのように変化するか、演習形式で体験していただきました。
オンライン参加の方にも、Webページの記事を読んで、参加者の視点をブレイクアウトルームで話し合っていただきました。声が出せない環境の一部の方にはご不便をおかけしましたことをこの場を借りてお詫び申し上げます。異なる職業、異なる分野の研究をされている方との意見交換で、新たなものの見方を見いだせたのであれば幸いです。
┃開催概要
【日時】令和5年3月16日(木)13:00~15:00
【会場】九州大学 伊都キャンパス(オンライン配信とのハイブリッド開催)
【参加費】無料
【対象】大学教職員、大学生・大学院生、高校教職員等
【講師】西村勇哉(NPO法人ミラツク代表理事・株式会社エッセンス代表取締役)
┃開催報告
【参加者情報】
学外:27名、学内:12名、合計:39名(うち、講師を除く対面参加8名)
【アンケート結果】
参考になった箇所、もっと教えてほしかった箇所など(抜粋)
- 反集中という概念がユニークで興味を持てました。
- 「新たな価値との出会い」「未来の可能性の活用」という2つのキーワードをいただけたのが、とても心強かったです。
- 科学教育の中での実践や、教科教育での応用例なども伺えたら非常にありがたかったと思います。