Bitlockerについて

Bitlockerとは

Windowsに標準搭載されているドライブ暗号化機能のことで、パソコンの盗難や紛失時に情報漏洩を防止する役割があります。

確認されている問題

突然、Bitlockerのロックがかかってしまう現象が確認されています。ロックを解除する回復キーがわからない場合PCを利用することができず初期化もできなくなります。PCを新調、または初期化した際、まずはBitlocker回復キーを確認し必ず保存するようにしてください。

    回復キーの確認方法
    共通手順

    デスクトップタスクバーにある検索欄に「コントロールパネル」と入力するとコントロールパネルが表示されます。コントロールパネルを開いたら「システムとセキュリティ」→「回復キーのバックアップ」とページ遷移を行い、再度「回復キーのバックアップ」をクリックすると3つのバックアップ方法を選択するウィンドウが開きます。

    Azure HDアカウントに保存する

    これを選択すると、サインインに使用されているMicrosoftアカウントに回復キーが保存されます(反映までに半日程度かかる場合があります)。保存場所はMicrosoftアカウントにサインインし「デバイス」→「詳細を見る」→「回復キーの管理」から確認できるようになります。ただしMicrosoftアカウントのパスワードを忘れた場合、確認することができなくなりますのでご注意ください。PCセットアップ時に一度アカウントを作成するだけの人が多く、パスワードを忘れる事例も起きています。

    ファイルに保存する

    これを選択すると、単純にテキストファイル形式で回復キーを保存しますが、暗号化されたドライブ(≒PC本体)には保存できませんので別途外付けのストレージを用意する必要があります。

    回復キーを印刷する

    これを選択すると、回復キーを印刷できます。またプリンタとして「Microsoft Print to PDF」を選択して印刷するとPDFファイルとして保存可能です。この場合は上の「ファイルに保存する」手順と違いPC本体にも保存することができます。ただしPCがロックされた場合は取り出せなくなることに注意してください。

    回復キーを確認したら

    回復キーを確認できたら、スマートフォン等に撮影して保存しておくことを推奨します。