九州大学 21世紀プログラム課程

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九州大学

教員一覧

講師紹介一覧

21世紀プログラムでは,九州大学の教員の他に,各分野の第一線で活躍されている方々を講師として招聘し,講義を担当していただいています。講義テーマと講師は年度により異なります。

課題提示科目Ⅰ〈テーマ:遺伝子と疾患・生命倫理〉

【講義概要】
 将来的に遺伝子と疾患の関係をきちんと理解できるように,遺伝子を中心とした基礎的な講義を済ませた後で,「遺伝子とがん」の関係を説明し,これに関連した問題と生命倫理の関係を論じることができるような授業形式を予定しています。授業の進行に伴い,終盤では,臨床医学領域として,「生殖医療(加藤)」「遺伝子診断・出生前診断(井原)」等のトピックスに結びつけて論じてもらいます。

九州大学大学院医学研究院 教授 續 輝久
氏名
續 輝久
所属・職
九州大学大学院医学研究院 教授
プロフィール
専門は分子遺伝学・放射線生物学。現在は、遺伝子改変マウスを用いて、酸化ストレスに起因する突然変異や発がんの抑制に関する分子機構を研究している。教育活動では、医学部医学科・生命科学科の学生を対象とした「遺伝学」「放射線基礎医学」、また基幹教育科目(集中講義)の「放射線とは何だろうか?」の世話教員を担当する他、平成26年度より21世紀プログラムの課題提示科目I「遺伝子と疾患・生命倫理」を担当している。
九州大学大学院医学研究院教授 加藤 聖子
氏名
加藤 聖子
所属・職
九州大学大学院医学研究院 教授
プロフィール
専門は産婦人科学、婦人科腫瘍学。現在は、産科婦人科の一般臨床を行うとともに細胞株や臨床検体を用いて、正常組織幹細胞やがん幹細胞の研究をしている。教育活動では、医学部医学科の学生を対象とした「産婦人科学」「婦人科腫瘍学」、歯学部の学生を対象とした「人類遺伝学」の講義を担当している。
九州大学大学院医学研究院  助教  大野 みずき
氏名
大野 みずき
所属・職
九州大学大学院医学研究院 助教
プロフィール
専門は分子細胞遺伝学・細胞生物学。現在は、DNA修復機構に関する遺伝子改変マウスを用いて、酸化ストレスに起因する生殖細胞および体細胞突然変異の抑制機構に関する研究を行っている。医学部医学科・生命科学科の学生を対象とした「放射線基礎医学」で放射化学及び放射線防護実習を担当している。
大分大学医学部小児科学講座教授  井原 健二
氏名
井原 健二
所属・職
大分大学医学部小児科学講座 教授
プロフィール
専門は小児科領域を中心とした臨床遺伝学、小児内分泌学、先天代謝異常症。教育活動では、大分大学医学部の小児科領域「ライフサイクル」「神経・筋疾患」の世話教員を担当し実習と講義を行っている。また九州大学医学部、産業医科大学、愛媛大学医学部の非常勤講師を担当している。平成26年7月より現職。

課題提示科目II〈テーマ:歴史としての福島原発事故〉

【講義概要】
 今年は福島原発事故が発生した2011年3月11日から数えて5周年となる。福島原発事故は、(1)巨大な被害をもたらした。(2)原子力安全・防災の考え方を変えた。(3)原子力政策・原子力事業に大きなインパクトを及ぼした。以上3点において、それは国内的のみならず国際的にも大事件であった。5周年を迎えた現在の高みから、以上3点を中心として福島原発事故の意味を考える。

Kyushu University – Professor Jan Lauwereyns
氏名
吉岡 斉
所属・職
九州大学大学院比較社会文化研究院・教授
プロフィール
21世紀プログラムには、設置準備段階から関わっており、2001年から今日まで毎年授業を担当している。専門は科学技術史・科学技術政策で、この四半世紀は原子力(核エネルギー)を主たる対象分野としている。
Tamagawa University – Professor Emeritus Minoru Tsukada
氏名
後藤 政志
所属・職
NPO法人APAST理事長
明治大学・芝浦工業大学・國學院大學非常勤講師
プロフィール
専門は原子力構造工学、安全工学。海洋構造物や原子力発電所の設計に携わった経験を基に各種事故事例の分析を通して当該技術の設計思想を問う研究をしている。産業技術論の事故論と位置づけている。特に福島原発の事故原因の分析および原子力安全設計の基本的考え方を批判的に検討している。
Hokkaido University – Professor Ichiro Tsuda
氏名
荒木田 岳
所属・職
福島大学行政政策学類・准教授
プロフィール
福島原発事故の後、学生や住民の被ばくを避けるための活動を実施し、「脱被ばく」を訴えてきた。福島での経験をふまえ、原子力災害が地域社会に何をもたらしたか、それを他山の石にするためにどうしたらよいかなどについて発信している。
Hokkaido University – Professor Ichiro Tsuda
氏名
大島 堅一
所属・職
立命館大学国際関係学部・教授
プロフィール
専門:環境経済学。
一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得、経済学博士。2008年より現職。著書に、『原発のコスト』(岩波書店、2011年)、『再生可能エネルギーの政治経済学』(東洋経済新報社、2010年)、『原発はやっぱり割に合わない』(東洋経済新報社、2013年)『地域分散型エネルギーシステム』(日本評論社、2016年)

課題提示科目III〈テーマ:対話の場づくり~学びをつなぐファシリテーション~〉

【講義概要】
 ファシリテーション(facilitation)とは、多様な人々が集う会議や共同作業(workshop)において、相互に意見を出しあい、議論・協働(共働)しあうことを促進(facilitate)していくプロセスです。またその役割を担う人は、ファシリテーター(facilitator)と呼ばれます。人間一人でできることは限られていますから、現実の社会で活躍する人材とは、チームの力を最大限に引き出す優れたファシリテーターであるともいえます。近年では「アクティブ・ラーニング導入」という掛け声のもと、大学のみならず小中高でも盛んにファシリテーションの技法が取り入れられています。この授業ではファシリテーションの技法を扱うとともに、対話を使った学びの可能性、「人がわざわざ集まる意味」について実践的に考察していきます。

統合新領域学府・客員准教授 加留部 貴行
氏名
加留部 貴行
所属・職
統合新領域学府・客員准教授
日本ファシリテーション協会フェロー
プロフィール
学生時代からまちづくり活動に携わり、西部ガス(株)入社後も活動を継続。途中、福岡市へ2年半派遣され、2007年から九州大学へ出向。現在は統合新領域学府客員准教授。企業、大学、行政、NPOでの経験を活かした共働ファシリテーションを実践。
ギャラップ社認定ストレングスコーチ 丸本 昭
氏名
丸本 昭
所属・職
ギャラップ社認定ストレングスコーチ
国際コーチ連盟認定コーチ(ACC)
人吉市役所総務部企画課長
プロフィール
ギャラップ社ストレングスファインダーによる強みに基づくコーチング、ワークショップを行っている。強みを活かした組織マネジメント、チームビルディング、キャリアマネジメントや、人の強みとファンデーション(自己基盤)をベースにしたコーチングが専門。
九州国立博物館 学芸部長 井上 洋一
氏名
今村 寛
所属・職
福岡市経済観光文化局
創業・立地推進部長
プロフィール
平成3年4月福岡市入庁。
平成24年4月より財政局財政調整課長として,予算編成・執行管理のほか「局区の自律経営」「ビルド&スクラップ」を中心に据えた行財政改革を推進。
職員向けに開催した「財政出前講座」は4年間で80回を超え,参加者は延べ2000人。全国の自治体等への「出張財政出前講座」も精力的にこなし,北は秋田県から南は沖縄県まで,約2年間で20都市以上で開催。

課題提示科目Ⅳ〈テーマ:国際開発の世界~開発途上国の現状を知る~〉

【講義概要】
 世界でグローバル化が進む中,国際情勢や開発途上国の動向は,日本の経済,政治,外交から私たちの身近な生活にまで,直接的・間接的に大きな影響を与えており,日本と途上国の関係は近年ますます密接になり,私たちが途上国とどう関わっていくか,日本にとっても個人にとっても大きな課題となっています。
 本講義においては,日本のODA(政府開発援助)の実施機関であるJICA(独立行政法人国際協力機構) の職員を外部講師として招き, 途上国が直面している問題に対してJICAがどう取り組んでいるのか,「課題」からのアプローチ(水資源問題,平和構築・復興支援)と「国・地域」からのアプローチ(ベトナム,アフガニスタン)の双方の切り口で,幾つかの具体的な事例を交えながら,途上国の現状や国際開発の動向を理解することを目的とします。

九州大学国際交流推進室 特任教授 永石 雅史
氏名
永石 雅史
所属・職
九州大学国際交流推進室 特任教授
プロフィール
専門は国際開発、途上国支援。20年以上にわたり独立行政法人国際協力機構(JICA)で勤務。JICAでは主に水資源・防災、環境管理のプロジェクトの形成・監理・評価にかかわってきた。在外勤務はスリランカとフィリピン。外務省在フィリピン日本大使館での勤務や名古屋大学環境学研究科で特任教授として教鞭をとった経験もある。現在の研究テーマはフィリピンミンダナオ紛争。本学での講義の他、名古屋大学環境学研究科の客員教授や複数の大学で非常勤講師も勤めている。
国際協力機構(JICA) 東南アジア・大洋州部 東南アジア第三課 伊藤 民平
氏名
伊藤 民平
所属・職
国際協力機構(JICA)
東南アジア・大洋州部
東南アジア第三課
プロフィール
2002年よりJICAで仕事をしています。元々の専門は地質学ですが、JICAでは環境管理の分野の仕事に多く携わってきました。
現在は、東南アジア第三課というベトナムを担当する課で仕事をしています。
日本政府や民間企業からも注目度の非常に高いベトナムの事業についてご紹介できれば幸いです。
国際協力機構(JICA) 野村 留美子
氏名
野村 留美子
所属・職
国際協力機構(JICA)
プロフィール
外資系ソフトウェア企業に5年間勤めた後、2006年にJICAに入構。国際緊急援助隊事務局、アフガニスタン事務所、産業開発・公共政策部、南アジア部(アフガニスタン担当)を経て、現在広報室広報課にて勤務。