おしらせ研究成果プレスリリース

研究室の研究内容を成果とともにわかりやすくお伝えする方法の一つとして、過去に大学から発表した研究成果のプレスリリースを再掲しておきます。直近1年の研究成果等は成果やイベントのおしらせ、研究室設立以降の研究業績は研究業績にまとめていますので、そちらもご覧ください。

2021.08.27 わずか3日間の脳波の訓練で長期記憶の向上に成功!/Short training regimen improves long‑term memory (英語版は2021.12.15リリース)

九州大学基幹教育院の岡本剛准教授、大学院システム生命科学府一貫制博士課程のYuHsuan Tseng大学院生らの研究グループは、わずか3日間の脳波訓練により長期記憶能力が向上できることを示しました。

2021.04.15 冷房の風向設定により快適性が異なることを脳科学的に証明!(英語版は2021.04. 26掲載)

九州大学基幹教育院の岡本剛准教授らのグループは、冷房の「風向設定」が、部屋の中に居る人の周囲の温熱環境だけではなく、その人の主観評価、心理応答、生理応答のそれぞれにも同時に影響を与えることを脳科学的に明らかにしました。

三菱重工サーマルシステムズ様からのリリース文書はこちらです。冷房の風向設定により快適性が異なることを脳科学的に証明 三菱重工サーマルシステムズと九州大学の共同研究で

2018.09.14 柑橘系の匂いをかぐとオレンジ色が覚えにくくなることを発見〜安易な香り付けは逆効果になる可能性を示唆〜

九州大学基幹教育院の田村かおり特任助教、岡本剛准教授、システム生命科学府一貫制博士5年濱川昌之大学院生は、柑橘系の果物に含まれる匂いがオレンジ色を覚えにくくする効果があることを発見しました。

2018.08.23 「良い香りだけど嫌い」or「悪い臭いだけど好き」の効果が判明~情動と嗅覚認知の解明に寄与、魅惑的な香りの開発応用にも~

九州大学基幹教育院の岡本剛准教授とシステム生命科学府一貫制博士5年濱川昌之大学院生は、これまで調査が行われていなかった先天的・後天的な情動反応が一致しない匂いに着目し、「良い香りだけど嫌い」もしくは「悪い臭いだけど好き」の知覚特性を調べました。

2017.09.14 世界初、冷暖房の「風」が脳活動に及ぼす影響を解明!

九州大学基幹教育院の岡本剛准教授(研究開始時、大学院医学研究院准教授)は、KFT株式会社(Anny Group)の二枝たかはる代表らと共同で、冷暖房時に生じる風が脳活動に及ぼす影響を世界で初めて明らかにしました。

2011.10.13 大脳一次視覚野の機能構築に関する新説~視野局所を見るための構造とより広い状景を見るための構造が分離配置していることを計算で予測~

九州大学大学院医学研究院の岡本剛准教授は、大阪大学の藤田一郎教授ら、東京大学の合原一幸教授らと共同で、実験データを用いたコンピュータ・シミュレーションを行い、物体の形を知覚する際に大脳一次視覚野で行われている画像細部の傾き検出に関する新しい構造の存在を予測しました。

公開日: 2020年02月18日
最終更新日: 2023年03月24日