教育・指導研究室ゼミ
本研究室では、研究室ゼミを研究者トレーニングの中核として位置づけています。 ゼミは、文献講読(ジャーナルクラブ)と研究発表(リサーチカンファレンス)を軸に、 「読み・考え・作り・伝え・議論する」力を段階的に鍛える場です。 ゼミの目的は、知識のインプットに留まりません。 研究の論理構造を捉え、方法を批判的に検討し、自分の研究に接続して改善すること、 そして議論を通じて研究の質を引き上げることを重視します。
基本スタイル
- 発表:担当者が文献紹介と研究発表を行い、議論します。
- 議論:本質に踏み込む質問・検討を歓迎します(批判ではなく改善のための議論)。
- 共有:資料は原則として電子化し、研究室内で共有・蓄積します。
実施形式は、研究テーマや時期(学会前・学位審査前など)に応じて調整します。
ジャーナルクラブ
ジャーナルクラブでは、英語論文を題材に、研究の「狙い・方法・結果・解釈」を丁寧に追い、 再現可能性・妥当性・新規性の観点から批判的に読解します。 また、プレゼンテーションと質疑応答を通じて、 学会等で通用する説明力・議論力を磨きます。
- 研究目的と仮説が明確か(問いの良さ)
- 方法は妥当か(代替案はあるか)
- 結果の解釈は論理的か(主張の飛躍がないか)
- 自分(や研究室)の研究にどう接続できるか
リサーチカンファレンス
リサーチカンファレンスでは、各自の研究進捗を共有し、議論を通じて研究をブラッシュアップします。 背景・目的・方法・結果・次の一手を整理し、 研究の全体像と現在地を明確にすることを求めます。
学会発表や学位審査の前後には、発表練習や出張報告など、 目的に応じた形式に切り替えます。 本番を想定した質疑応答を通じて、説明の弱点や論理の穴を早期に発見し、改善につなげます。
フューチャー・デザインの導入
研究テーマに応じて、フューチャー・デザインの視点もゼミに取り入れます。 未来志向の観点から研究課題を再定義しつつ、 学術的に検証可能な問いとして成立させるための議論を行います。
初版公開: 2015年08月07日
大幅改訂: 2026年02月23日
最終更新: 2026年04月06日